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捨てるのもったいない!味だけじゃない、包装紙まで喜ばれる名店の手土産3選

グルメ

近年は思わずジャケ買いしたくなるようなパッケージの商品がたくさん溢れていて、筆者はそのビジュアルに惹かれて購入することも度々あります。今回は、思わず手に取ってしまう見た目の包装紙、その中でも作家さんが描いているレトロで可愛い包装紙が魅力の手土産をご紹介します。

『神田志乃多寿司』“鈴木 信太郎”デザイン

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創業明治35年、いなり寿司とかんぴょう巻きの名店が『神田志乃多寿司』。甘辛く、まろやかなタレがしっかり染み込んだお揚げと、刻んだ蓮根の食感が楽しい酢飯が、後を引くいなり寿司です。時間をかけて煮込んだかんぴょうの旨味も感じるかんぴょう巻き。どちらも長年愛されてきた理由がわかるお味です。

内蓋のデザインは「週刊新潮」の表紙でお馴染みとなった、谷内六郎氏が手掛けています。

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包装紙はのイラストは、お馴染みの学芸大学の洋菓子店「マッターホーン」と同じ洋画家の鈴木信太郎氏。一見お寿司の包み紙だと思わないくらいのビジュアル。洋菓子かと思うほどのパッと目を惹く黄色の包み紙で、ついお持ち帰りしたくなる可愛さです。

神田志乃多寿司本店
住所:東京都千代田区神田淡路町2-2
営業時間:月・水・木・金曜 7:30〜17:00 、土日祝日 7:30〜16:00
定休日:火曜

『大津坂倉和洋菓子店』“谷内 六郎”デザイン

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神奈川県・横須賀市の京浜急行大津駅前にある『大津坂倉和洋菓子店』。地元に根付いたどこか懐かしい雰囲気のお店です。ここの名物は写真にある、軽羹と大納言小豆を合わせた蒸し菓子「観音崎の石畳」や、青うめの甘煮を丸ごと包んだ「おりょうさん」。

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包装紙は、『神田志乃多寿司』の内蓋でも登場した谷内六郎氏のデザインです。先代のご主人と親交があったことでデザインしてもらったそうで、店内には包装紙の原画も飾られています。購入先はお店以外に、横須賀美術館でもこのデザインの包装紙のカステラを入手することができます。

大津坂倉和洋菓子店
住所:神奈川県横須賀市大津町1-12-28
営業時間:平日 9:30〜19:00 土日祝日 9:30〜18:30
定休日:月曜・木曜

『SAVEUR(サヴール)』洋菓子店 ”牧野 伊三夫”デザイン

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人気のアパレルブランド「YAECA(ヤエカ)」が手がける『SAVEUR(サヴール)』。洋菓子の世界大会で優勝経験のあるパティシエが全てのお菓子を手がけています。バターたっぷりの「ガトー・ア・ラ・クレーム」や、卵をたっぷり使った「バターケーキ」が人気です。

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包装紙のデザインは、画家・牧野伊三夫氏。文庫本「かもめ食堂」の表紙のカモメのイラストでご存じの方も多いかもしれません。現在でも雑誌の表紙や挿絵など、幅広く活躍されています。

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真っ白の包装紙にはとても親しみやすいイラストや文字が描かれ、新しくも懐かしい雰囲気に惹かれます。実は包装紙だけではなく、ケーキを入れるボックスも牧野氏のデザインです。モノトーンのボックスは、包装紙とはまた違ったシックな雰囲気です。

SAVEUR洋菓子店(サヴール)
住所:東京都大田区田園調布2-51-1
営業時間:月・火・木・金・土 9:30〜20:00 日9:30〜19:30
定休日:水曜

今回は、ちょっとレトロで懐かしい雰囲気のある、人気の作家さんが手がけた包装紙をセレクトしました。そんな話も添えたら、贈り物としても喜ばれるのではないでしょうか。

photo / sumire.

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