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脳疲労を癒す、すき間時間にすぐできる方法を伝授! コーヒー、ウォーキング、緑や雲を眺めるのも◎

気力もキレイもむしばむ脳疲労。デジタル漬けで「余白がないな」と感じている人は要注意! 脳疲労をケアするルーティンを身につけて。

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\オフの時間も余白を作れないあなたへ/
脳疲労を癒やす方法

\オフでもマルチタスク/
エディターおはぎ

仕事でマルチタスクを求められるためかオフの時間も詰め込みがち。眉間のシワと歯ぎしりに悩まされている。

教えていただいたのは

脳科学者
西 剛志先生
東京工業大学大学院生命情報専攻修了。博士号を取得後、特許庁を経て、うまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。

30秒~1分で疲労リリース
脳のためにできること

ダメージを受け、いったん萎縮した背外側前頭前野もデフォルトモードネットワークをオンにするこまめな脳疲労リリースで、新しい神経細胞がつくられ復活!

スマホをバッグにしまう

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視界にスマホがあるだけで、「●●さんからメールの返信来たかな?」 などと考えてしまいがち。脳疲労をなくすためには1日のうち、30分でも1時間でも、時間を決めてデジタルデトックス。スマホを隣の部屋に置いたり、バッグにしまって。

トイレで目を閉じる

脳疲労の源となる情報は、ほとんどが視覚から入ってくるもの。目を閉じるだけでセントラルエグゼクティブネットワークの働きが和らぐ。おすすめは30分の仮眠(1時間以上の仮眠は夜の睡眠の質を下げ、かえって脳疲労の原因に)。仮眠が難しければ、デスクでちょっと目を閉じたり、トイレに座っているあいだだけでも目を閉じて。

コーヒーの香りをかぐ

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コーヒーの香りをかぐと、神経成長因子など脳内物質が十数種類分泌。カフェに入った瞬間、気分が変わるのはそのせい。脳が充足し、背外側前頭前野にもよい効果が。

ペットをなでる

オキシトシンという幸せホルモンが分泌され、脳が癒やされる。手から心地よさが伝わり、デフォルトモードネットワークに切り替えるために重要な五感のうち、触覚が刺激される点でも◎。

背筋を伸ばし、 胸を1mm持ち上げる

スマホを見続けると、どうしても姿勢が悪くなる。姿勢が悪くなると男性ホルモンが出なくなり、脳のパフォーマンスがダウン。胸の位置を1cm、1mmでも上げようとすると、姿勢が正されて決断力が上がり、仕事もサクサク進む。

ウォーキングで いつもと違う道を通る

ウォーキングはデフォルトモードネットワークに入るのに有効な手段。ただし同じ道ばかりを歩いていると、そのモードに入りにくくなってしまう。こんなお店があったんだ、とかキレイな花が咲いているなという新鮮な気持ちが、脳のネットワーク切り替えをスムーズに。

動画や写真で 良いので「緑」を眺める

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植物の緑は、そこに水があることの象徴。古代人から受け継いだDNAで、緑を見ると生きるために必要なものがそこにあるとわかり、私たちは安心。安心するということは脳が休まるということなのです。

40~50分に1回 椅子から立ち上がる

座りっぱなしは姿勢が悪くなりやすいだけでなく、同じ場所にいつづけることを脳の「場所細胞」が認知し、慣れが発生。脳の働きが緩慢に。40〜50分に1回は立ち上がり、トイレにいくなど少し歩いて。

“ケンタ”では チキンナゲットを選ぶ

脳疲労を取り去るには食事も大切。イミダゾールジペプチドは背外側前頭前野の萎縮のケアにアプローチ。多く含まれる食材は鶏の胸肉。ケンタッキーフライドチキンで食べるならもも肉のフライドチキンではなく、胸肉のナゲットを。

「ささやかな幸せ」を思い出す

疲れた脳も、幸せを感じた瞬間に活性化。こまめに「ささやかな幸せ」を思い出すことで脳疲労の回復に。大きな幸せである必要はなく、「通勤電車が空いていて、地元の駅から座れた」などごく日常的な成功体験でOK。

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