9. メイクブラシの洗浄
チークやファンデーションブラシを水洗いすると、完全に乾くまで時間がかかるもの。生乾きの状態が長く続くと、せっかく洗っても雑菌が繁殖してしまいます。
水の代わりに無水エタノールで洗うとすぐに乾くので、清潔な状態を保つことができますよ。ブラシの毛が浸かる程度の無水エタノールを容器に入れ、汚れが出なくなるまで振り洗いしましょう。ゴシゴシ擦ったりする必要もないので、ブラシへの負担も抑えられます。
10. おもちゃの除菌
小さなお子様が口に入れてしまうおもちゃ。できるだけ安全なもので除菌したいですよね。ぬいぐるみのように頻繁に水洗いできないものの汚れも気になるところ。
80%程度に薄めた無水エタノールをおもちゃにスプレーすると、簡単に除菌ができておすすめです。無水エタノールの原料は植物由来のため、口に入れても問題ありませんよ。
気になるときは、スプレーしたあと水拭きすればさらに安心ですね。
11. スイッチやドアノブの除菌
スイッチやドアノブは、見えない汚れが気になるという方も多いのではないでしょうか?無水エタノールを染み込ませた布で拭くと、簡単に除菌ができますよ。
感染症が気になる季節にもおすすめ。皮脂汚れも同時に落とせるのも嬉しいポイントです。
12. 排水口・シンクの除菌
排水口やシンクはいつも清潔を保ちたい場所のひとつです。汚れを放置しないよう心がけることはもちろん、一日の最後に無水エタノールをスプレーする習慣をプラスしてみてはいかがでしょうか?
原液のままだとすぐに蒸発してしまうため、80%程度に希釈したものを排水口とシンクにスプレーします。無水エタノールは無臭のため、キッチンでも安心して使えますよ。
13. 衣類の除菌
“クローゼットにしまっておいたスーツにカビが生えてしまった!”というときは、無水エタノールを浸した歯ブラシでやさしく叩いてみてください。カビが落ちたらあて布をして、アイロンやドライヤーで乾かせばOKです。
ただし、スーツの素材によって色落ちしてしまうおそれがあるため注意。広範囲のカビは落とすことができないため、きちんとクリーニング店に相談することをおすすめします。
掃除や消毒以外にも!香りを楽しむ無水エタノールの活用法
無水エタノールは香りがないため、精油と精製水を混ぜ合わせてアロマスプレーにすることができますよ。ルームフレグランスやマスクスプレーにすると好きな香りを楽しめます。
数種類の精油をブレンドして、オリジナルのスプレーを作るのも良いですね。ハッカ油で作ると虫よけにもなりますよ。
無水エタノールを使う際の注意点
火気厳禁
無水エタノールは引火しやすいので、火気の近くでは絶対に使用しないでください。キッチン周りで使用する際は、ガスの元栓を閉めるのを忘れずに。掃除後は無水エタノールが周囲にこぼれていないかも確認しましょう。