「おしゃれな人のルームツアー」企画では、FUDGEにまつわる素敵なあの人の部屋にお邪魔して、ルームツアーを開催!「部屋」はその人の好みや性格を表す場所でもあり、普段見ることのできない場所だからこそ気になるところ。インテリアのこだわりや収納術、生活のアイデアなどをぜひ参考にして、あなたも自分だけの心地よい暮らしを叶えて!
第9回目では、等々力のカフェ〈クッポグラフィーコーヒー〉でバリスタとして働くmarikaさんのご自宅を拝見。インスタグラムを中心に自分の好きなお店や暮らしなど、ライフスタイルを発信する彼女が住んでいるのはどんなお部屋?
緑を取り入れたリビングの家具は、ブラウンで統一
築37年、2DKのお部屋で旦那さんと二人暮らしをするmarikaさんは、部屋によってテーマを少しずつ変化させているとか。 リビングはブラウンとグリーンで統一し、とことん落ち着く空間にしている。「植物の緑に合わせて、ラグもソファもブラウンを選びました。職場にフローリストさんがいることもあって最近はお花を迎える機会も増えたので、徐々に可愛い花瓶も増やしていきたいですね。また、彼が映像関係の仕事をしていることもあり、日常的にカメラを持ち歩いていて。フィルムカメラで撮影した写真や自分たちのアルバムもここに置いています。」
ダイニングとキッチンの主役はヴィンテージラグ
ダイニングからキッチンにかけては、ヴィンテージラグを中心に家具や雑貨をセレクト。「木箱などの古道具を取り入れています。なかでも栃木県の益子にある〈仁平古道具店〉で購入した食器棚はお気に入り。サイズが小さめなので、とっておきの器を厳選して収納しています」。最近は各地の器屋を訪ねたり、作家本人のウェブサイトから新たな器を手に入れることが多いという。
コーヒーのためのスペースは欠かせない
そしてバリスタという職業柄なのか、器だけでなくカップやグラスも日に日に増加。「キッチンには木箱を使ったコーヒーゾーンも設置しています。器具やグラスなどを好きなだけ置いていくうちに、どんどんスペースが拡大してしまってますね(笑)」。
そんなmarikoさんにお気に入りのコーヒーアイテムを教えてもらいました。
「買ってよかった」3つのコーヒーアイテム
①コーヒーキャニスター缶
「密閉性も高いので、もちろんコーヒー豆を保存するために使用していましたが、デザインがとっても可愛いものはインテリアとして部屋に取り入れています」。
②古道具店で購入した木箱
「コーヒー豆を入れているキャニスターや豆袋を入れている木箱です。川越の古道具店〈Utakara〉にて、サイズ感や見た目に一目惚れをして購入しました」。
③ 《sadako kato》のマグカップ
「器を集めたくなったとき、知り合いに教えてもらった作家さんです。器の絶妙な色味が素敵なのと、sadako katoさんがもともとバリスタをやられていたことを知り『このマグカップでコーヒーを飲みたい!』と、購入しました。自分が持っている器やカップの中でも特に気に入っています」
部屋づくりの過程も楽しい! 今春は屋上も大好きな空間に
「寝室やクローゼットはまだまだ開発中。そういえば、実はこの物件、屋上もあるんですよ。だんだんと暖かく過ごしやすくなってきたので、コーヒーやお酒を飲みながらくつろげる場所にしようとしているところ。リビングやキッチンも含め、これからもどんどんバージョンアップしていきたいです。」
コーヒーにまつわるアイテムが多いのは、さすがバリスタといったところ。使い勝手を重視するだけでなく自分が「好き!」と感じた家具や器を部屋に取り入れているmarikaさんからは、仕事だけでなく家で過ごす時間も大切にしている様子が伺えました。これからのお部屋の変化にも乞うご期待!
marika
都内の〈クッポグラフィー コーヒー〉@kuppography_coffeeでバリスタとして働きながら、
Instagramを中心に自分の好きなお店や暮らしなど、ライフスタイルを発信している。
Instagram: @pikake07
text_Hasagawa Nozomi
edit_Yanase Rei