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[2025大阪・関西万博開幕]フランス館にルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ他、LVMHメゾンのシグニチャーが集結

モダンかつエレガントなフランス館へ

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「愛の賛歌」を具現化したというパビリオン。使用後のリサイクルの最適化も考えて設計されている。

万博発祥の地であるパリ。そのレガシーを持つフランス館は、万博にとって欠かせないパビリオンのひとつ。しかも今回は、私たちにも馴染みの深いLVMHグループがメインパートナーとして参加しているというから見逃せない。ルイ・ヴィトンとディオールは常設展示にて、日本人アーティストたちとのコラボレーションによる空間を展開。セリーヌとショーメは期間限定の特別展示を、モエ・ヘネシーはホスピタリティパートナーとして、このまたとない祭典に出展している。足を踏み入れるだけで美意識が高まるフランス館に、いざ潜入!

【ルイ・ヴィトン】ブランドのヘリテージ×アートで、五感を刺激される旅路へ

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©️LOUIS VUITTON

日本人建築家、重松象平(OMA)氏の設計による空間には、ブランドを象徴する84個のワードローブトランクが、フランスを代表する彫刻家・ロダンの《カテドラル》を囲むよう展示。ルイ・ヴィトンの代名詞でもある「旅」をファンタジックに表現した空間に思わず没入。

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©LOUIS VUITTON

2つ目の空間では、アーティスト・真鍋大度氏が制作した映像作品と、球体になったトランクが織りなす幻想的な五感の旅を味わえる。

【ディオール】職人技と手仕事へのオマージュ。圧巻の美空間!

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©Victor Marvillet

ブルー、ホワイト、レッドの3色で展開されているのは、ブランドのエレガンスを象徴する、まさにタイムレスな「バー」スーツ。そしてその横には、1949年にムッシュ ディオールがデザインし、昨年のパリオリンピックに復刻されたアンフォラボトルがそれぞれ置かれている。ファッションとフレグランスの融合もまた、ディオール、引いてはフランスが生み出したアートのひとつ。

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©Victor Marvillet

見る人すべてを夢の世界に誘う白の世界は、約400点のトワル(デザインサンプル)。お人形に着せたくなるようなミニサイズのドレスやフレグランスのボトルで埋め尽くされた壁一面の「白きディオール」は必見!

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©Victor Marvillet

デザイナー・吉岡徳仁氏によるメダリオン チェア。ディオールと日本の深い繋がりを感じさせる。

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©Victor Marvillet

建築家の妹島和世氏が手掛けた「レディ ディオール」。上から見ると曲がりくねった部分が「DIOR」と読めるようになっている。

その他も見逃せない期間限定展示

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©CELINE

セリーヌは4月13日~5月11日まで特別展示を開催中。ブランドのアイコニックなシンボルである「トリオンフ」を再解釈し、日本人アーティスト中村壮志氏と、現代の感覚やユーモアを取り入れた漆芸アート集団・彦十薪絵による作品を展覧している。
また9月1日~10月13日には、ショーメの特別展示を予定。ブランドを代表するモチーフを紹介するとともに、現代と歴史的なジュエリーを融合させた展示を展開する予定だそう。

美しさと歴史溢れる展示で胸いっぱいになった後は、モエ ヘネシーが手掛けるビストロへ。エスプリ豊かな食事とワイン、シャンパンでフランス館の旅を締めくくりたい。

数々の美を生み出してきたフランス。その卓越した職人技と創造性を五感で感じられるこのパビリオンに、美しいモノが好きな人ならぜひ足を運んでみて!

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