この夏は、軽やかで肩の力が抜けたフレンチムードの着こなしがリバイバルの兆し。今はきたい大人デニムの最適解を、フレンチシックマスターの石上美津江さんが指南。都会的に進化したデニムを楽しむ4コーデを紹介!
「淡色」&「薄軽」でデニムは軽やかにはく時代
夏の暑さゆえか、今季のデニムの傾向は色も質感もぐっと軽やか。オンスの軽い薄手デニムは、いつものきれいめパンツ感覚でさらっとはけて大人向き。色をハイトーンに替えるだけでも、いつものデニムが華やかに見違えます。
見た目にも着心地も涼しげなハイトーンの薄手デニム。共布ベルトつきも、普通のスラックス同様にスタイリングできるポイント。パンツ¥14300/リーバイ・ストラウス ジャパン(リーバイス®) ジレ¥33000/エリオポール代官山(エリオポール) ピアス¥28600・ネックレス¥20900/八木通商(ローラ ロンバルディ) バングル¥16500/アルティーダ ウード スカーフつきバッグ¥37400/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店(マニプリ) 靴¥64900/ネブローニ
「太めのカーヴィシルエット」を女っぽく
フレンチデニムといえば、やっぱりワイドシルエットが定番ですよね。今季のトレンドも太めだけれど、中でもゆるすぎず、裾にかけてゆるやかにカーヴを描く女性らしいラインが最旬!
裾が内側に入ったカーヴィシルエットは、はいたときルーズにならず、すっきり決まる。ボトムがゆるい分、肌見せニットとヒールサンダルで女っぽさを補足して。パンツ¥48400/シチズンズ・オブ・ヒューマニティ(エー・ゴールド・イー) ニット¥18700/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店(ザ ポーズ) 手に持ったジャケット¥51700/ジョン メイソン スミス ジェーン スミス ストア(ジェーン スミス) サングラス¥52800/モスコット トウキョウ(モスコット) ピアス¥20900/八木通商(ローラ ロンバルディ) ネックレス¥77000/マリハ リング¥46200/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) バッグ¥77000/トゥモローランド(ワイワイ) 靴¥82500/ショールーム ロイト(ジアボルギーニ)
大人の甘さは「シアーブラウス」で
フレンチデニムに合わせるトップスはほんのり甘めが相性がいい。今年ならトレンドのシアー素材を選んで甘すぎず、夏らしい涼感もある大人の女らしさにアップデートを。
甘さたっぷりのボリューミーなフリルブラウスも、シアー素材なら軽やかにデニムともマッチする。白×黒のドット柄がフレンチムードをいっそう盛り上げて。パンツ¥46200/シチズンズ・オブ・ヒューマニティ ブラウス¥51700/アロー 帽子¥9900/セムインターナショナル(ベネリ モンタコーネ) ネックレス¥12650/ココシュニック(ココシュニック オンキッチュ) ベルト¥20900/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(メゾン ボワネ) バッグ¥58300/トゥモローランド(スール) 靴¥42900/伊勢丹新宿本店 本館2階 婦人靴(ファビオ ルスコーニ)
フェミニン服は「ホワイトデニム」で
この夏はジーンズ以外にも、スカートやワンピースなど、フェミニンなデニムアイテムにも注目したい。ホワイトデニムなら、白の持つクリーンさとデニムの気負わなさのいいとこ取りで大人も取り入れやすいはず。
ブルーだと子どもっぽくなりがちなデニムスカートも、ホワイトならいつもの白スカートの延長線上で楽しめる。全身白も、デニムの素材感でこなれた印象に。スカート¥28600/カイタックインンターナショナル(ヤヌーク) タンクトップ¥8250(ケラウズランブラ)・シャツ¥25300(プロヴォーク デザイン ブティック)/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム スカーフ¥25300/トゥモローランド(エイネス) メガネ¥55000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) バッグ¥43500/トゥティエ 靴¥70400/サンダース ジャパン(サンダース)
撮影/大塚三鈴(人)、さとうしんすけ(物) ヘア&メイク/菊地美香子〈TRON〉 スタイリスト/石上美津江 モデル/佐藤晴美 構成・原文/東原妙子 ※BAILA2025年7月号掲載