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かわいいあの子の本棚を拝見!文庫本のためのDIY本棚に、夏のリーディングリストまで。[FUDGE おしゃれな人のルームツアー vol.12]

オリジナルブレンドが届く FUDGEコーヒー便はもうチェックした?

「おしゃれな人のルームツアー」企画では、FUDGEにまつわる素敵なあの人の部屋にお邪魔して、ルームツアーを開催!「部屋」はその人の好みや性格を表す場所でもあり、普段見ることのできない場所だからこそ気になるところ。インテリアのこだわりや収納術、生活のアイデアなどをぜひ参考にして、あなたも自分だけの心地よい暮らしを叶えて。

FUDGEにまつわる素敵なあの人のお部屋にお邪魔する「おしゃれな人のルームツアー」。今回はちょっぴり特別編。「かわいいあの子の本棚」と題し、本棚に注目したルームツアーを敢行します。一体どんな本が並んでいるのでしょうか。読書好きさんはぜひ参考にして、自分だけの心地よい暮らしを叶えて!

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今回は番外編! 本棚にフォーカスしたちょっぴり特別なルームツアー。おじゃましたのは、FUDGE FRIENDのうさみさんのおうち。大の読書家である彼女の部屋には、センスのいい本がずらり。おしゃれな本棚の中身を、さっそくのぞいてみましょう。

Index

所有数は400冊以上。幼い頃から本が大好き。

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「今の家には立地と家賃の兼ね合いがぴったりで、4年ほど住んでいます。こたろうは2年前に我が家にやってきました」と話すのは、FUDGE FRIENDSのうさみさん。現在、築40年ほどの1DKでうさぎのこたろうくんとともに暮らしています。書店員の一面も持つ彼女のこだわりは何と言っても本棚。小説約200冊に漫画と絵本で約200冊、あわせて400冊(!)以上の本に囲まれて生活をしているのだとか。

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そんなうさみさんが、読書家になったきっかけとは?
「父親が小説好きだったからですかね。実家にも同じかそれ以上の本があって、昔は父の本棚から勝手に本を拝借して読んでいました。色々なジャンルを読みますが、特に好きなのは現実ではあり得ないことを描くミステリーや怪談。綾辻行人や法月倫太郎、島田荘司、宮部みゆき、森見登美彦などなど、好きな作家を挙げ出したらキリがないですね」

ないなら自分で作ってしまおう。文庫本専用の本棚。

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持ち運びやすく収納もしやすい文庫本を中心に所有するうさみさんは、なんと文庫本サイズがピッタリ収納できる棚を自身で制作。ヴィンテージのような風合いに仕上げているのがポイントです。
「文庫本を取りやすくするために、指が入る隙間も考慮したサイズの本棚を1年ほど前に作りました。縦横幅のサイズ感はしっかりと測って、装飾などは感覚で決めていきましたね。扉がある棚には漫画や絵本を収納しています。ご覧の通りすでに収まりきっていないのですが(笑)、上の段はこれから読むもの、下の段はすでに読んだものを作者別に分けて収納しています」

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「もうひとつ、ここの収納もお気に入りです」
と、見せてくれたのが《イケア》の鍋ぶたオーガナイザー「VARUERA ヴァリエラ」を活用した壁収納。

「フック型の画鋲に引っ掛けてるだけの簡単DIYです。SNSで見つけてやってみたのですが、思っていた以上に耐久性もある。本と一緒にヘッドホンなども引っ掛けて収納しています」

就寝前がいちばんの読書時間。

ブックオフや古本屋で本を手に入れることが多いうさみさん。出先でブックオフを見つければ立ち寄り、気付けば4時間以上経っていたこともあるそうです。
「iphoneのメモで欲しい本のリストを作っていて。ブックオフに行ったらあ行~わ行までじっくりと見て探してしまいます。文庫本がメインですが、表紙のデザインが気に入っているものや文庫で発売していない作品に関しては単行本で購入しています。学生の頃は『学校で読む本』『家で読む本』というように何冊かを同時進行で読み進めていましたが、今は1冊に集中して読み終えたら次を、という感じで月に1~3冊ほど手に取っています。毎日寝る前に『ここまで読もう』と決めたところまで読み進めているのですが、夢中になって最後まで読み切ってしまうこともよくありますね。」

そんな彼女が手放せない大切な1冊は、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』だと言います。

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「孤島に集められた10人の男女が次々と殺されていく、という物語。絶対に抜け出せない閉鎖空間で起こる事件や謎を扱うミステリー作品は『クローズドミステリー』と呼ばれるのですが、その面白さを教えてくれたのがこの作品で。読み終わってからすぐ他の作者のクローズドミステリーも読み漁りました。新たなジャンルにハマるきっかけをくれた一冊ですね」

そして今回は、そんなうさみさんに「夏に読みたい3冊」を紹介してもらいました。

うさみが夏に読みたい3冊

①浅田次郎『あやし うらめしあなかなし』

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「浅田次郎の怪談集です。いくつかの短編が収録されているので読みやすいですよ。いやらしさがなく、むしろ読み終えたら温かい気持ちになれる作品ばかり。ぬるい風が吹く夜、窓を開けて虫の音を聞きながら読むのがおすすめですね」

②森見登美彦『きつねのはなし』

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「タイトルの通り、狐や狐のような何かが登場する短編小説集。それぞれの話が直接繋がっている訳ではないのですが、少しだけ関連する部分があったりして、そこも面白い。この短編集はどちらかというとジトーっとしていますね。物語に完全な解決がなく『あれは何だったの?!』といった気味悪さもあったり。ゾワっとした恐怖を味わえますよ」

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