濡れたスニーカーがなかなか乾かなくて困った経験はありませんか。急な雨でスニーカー全体がぐっしょり濡れてしまうと、特につま先や中敷き部分は乾きにくく、翌日までジメジメしたままということも。そこで今回は、濡れたスニーカーを速攻で乾かす方法を試してみました。
濡れたスニーカーがなかなか乾かない……
濡れたスニーカーがなかなか乾かずに困ったことはありませんか? 特に子どものスニーカーは、雨の日の登下校や水遊びなどで濡れる機会が多く、翌日までに乾かす必要があるときは焦ってしまうことも。濡れたまま放置すると雑菌が繁殖し、ニオイや傷みの原因になりやすいため注意が必要です。
中でも生地が厚めのスニーカーは通気性が悪く、自然乾燥だけでは時間がかかってしまうのが悩みどころです。そこで今回は、濡れたスニーカーを短時間で乾かせる方法を試してみました。
洗濯機で脱水すると濡れたスニーカーが速攻で乾く
1. 濡れたスニーカーを古いタオルで巻く
濡れてしまったスニーカーを速く乾かしたいときには、洗濯機の脱水機能を活用する方法が効果的です。
まずは、古いタオルでスニーカー全体をしっかり包みましょう。こうすると、スニーカー全体に染み込んだ水分を効率よく取り除くことができ、乾きやすさが格段に早くなります。また、タオルが洗濯機に入れたときの衝撃を和らげてくれるため、スニーカーの型崩れや傷みを防ぐ効果もあります。
2. 洗濯機に入れて脱水する
スニーカーをタオルで包んで固定したら、さらに洗濯ネットに入れて脱水にかけます。
脱水にかける時間は、洗濯機の設定・素材によって異なるため、3分程度が目安です。脱水時間を長くかけすぎると、かえってスニーカーの変形や傷みの原因になるため注意しましょう。
3. 扇風機で風を当てる
脱水が終わったら、扇風機を使って風を当てて乾かしましょう。スニーカーを風通しのよい場所に置き、口の部分を大きく開いて中まで風が入るようにすると、効率よく乾燥が進みます。中敷きやつま先部分は乾きにくいため、扇風機の風を直接送り込むようにするのがポイント。
ただし、ドライヤーの熱風は素材を傷める恐れがあるため避けたほうがよいでしょう。冷風、もしくは常温の風でじっくり乾かしてください。
スニーカーを洗濯機で脱水する際の注意点
スニーカーを他の洗濯物と一緒に脱水するのは避けましょう。靴の硬い部分が衣類を傷めたり、衣類の繊維が靴に絡むことで型崩れが起きたりする恐れがあります。また、洗濯機の種類によっては、衣類以外のものを入れるとエラーが出たり、故障の原因になったりすることがあるため注意が必要です。
スニーカーの素材によっては、強い水流や回転で傷みやすいものがあります。特に本革・スエード・特殊フォーム素材は、熱や水分、衝撃に弱いため、「優しいモード」や「低速スピン」など靴に負担の少ない設定を選びましょう。素材によっては適さないこともあるため心配な場合は、手洗いや風通しのよい場所での自然乾燥をおすすめします。
※洗濯機のメーカーは、靴の洗濯・脱水は不可としているケースがあります。本記事で紹介した方法は、自己判断でお試しください。
 

 
 
 
