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[大野真理子さん]2026年上半期はコレが来る!美賢者の美容トレンド予言〈スキンケア編〉

2026年上半期、肌管理は「マニアが極める肌」が新基準へ。美容家・大野真理子さんが、コスメと美容医療の最前線の知見から、未来を作るスキンケアトレンドを読み解きます。

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美容医療とホームケアの境界線が消え、“肌を育てる”時代が本格化

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「2026年上半期のスキンケアは、『手応え』と『科学』を味方に、美容医療とホームケアの距離が一気に縮まります。
この数年で美白やエイジングケアは進化し続けてきましたが、これからは狙ったところにピンポイントで効かせる時代へ。“なんとなく良い気がする”では満足できない人が増え、

結果の見えるケアが当たり前

になっていきます。
さらに、クリニックでの施術成果をより長く、より美しくキープするための『美容医療と連動するホームケア』が本格化。特に、医療ではアプローチしづらい

目元・口元などの繊細なパーツこそ、最新の技術と成分でしっかり底上げ

されていくはずです。
2026年は、肌悩みに遠回りせず、賢く最短距離で理想の肌へ向かう一年に。

“自分の肌は自分で育てる”時代

が、いよいよ本格的に動き出すと思います」(大野さん、以下同)。

【TOPICS1】直撃即退! シミの根源に“直層的に効く”ブライトニングケアが来る!

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メラノサイトへ直撃! シミの広がりも防ぐ“ピンポイントケア”へ進化

「これまでの美白ケアは、顔全体のくすみを取り払ったり、メラニン生成の活性を抑えたりといった防御的なアプローチが主流でした。しかし2026年のトレンドは、“シミの根源に直撃”する、直接的・ピンポイントなケアへと進化します。
ビタミンCを細胞へ直送するもの、メラノサイトに直接働きかけるもの、さらには濃くなる前にシミの広がりまでも防ぐものなど、その知見はまさに最新鋭。
体感が早く、去年よりワントーンアップしたいなら、秋冬も休まずケアを継続すべきです。新しい知識が詰まった“直撃即退”のブライトニングケアこそが、2026年の美白のスタンダードになるはずです」。

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効果の速さと確実性が鍵! シミの根源を断つ直撃型美容液

(左から)天然由来の美白有効成分コウジ酸が、滞在ジミをも根本から絶つ。ONE BY KOSÉ メラノショット P[医薬部外品] 40ml ¥6270(編集部調べ)/コーセー(2月16日発売)、繰り返すシミの一因はバリア機能の低下。バリア機能を強化し未来のシミまで防ぐ。ジェノプティクス アドバンスド スポット エッセンス[医薬部外品] 30ml ¥17490(編集部調べ)/SK-II(4月5日発売)、細胞にまでビタミンCを届けて、曇りなき透明感へと導く。オバジC25セラム NEO 12ml ¥11000/ロート製薬(2月10日発売)

【TOPICS2】全体を底上げする光と色を抜く、“リセット透明ケア”が来る!

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シミより優先! 顔全体から“グレーと青”を抜くリセット戦略

「大人のくすみは、糖化、抗酸化、毛穴、乾燥といった要因が複合して発生します。しかし、引きで見た印象で美しさを決定づける近道は、顔全体から余計な“色(グレーや青)”を抜く戦略。シミやシワといった点の悩みよりも、面でくすみをリセットすることが、ワントーン上の肌に近づく確実な方法です。
2026年上半期のケアは進化し、“角栓崩壊技術”で汚れを取りながらも潤いを残して光を跳ね返すもの、あるいはアゼライン酸や独自の科学処方によって複雑なくすみに多角的にアプローチするものなど、多様な製品がこのリセット戦略を牽引します。
全体的に透明感があり、肌がぷりっとしていれば、それだけで圧倒的に美しく見えます。この“色をリセットする戦略”こそが、2026年のベースメイクを底上げする、新たなトレンドの主役になるはずです」。

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“面”の肌の色をリセット! 光を跳ね返して潤い残る、新感覚クリアケア

(左から)洗うほどに肌のくもりをクリアに。ポリッシング発想でつるんとなめらか。ルナソル ポリッシングクリア ジェルウォッシュ 150g ¥3850/カネボウ化粧品(3月6日発売)、8種の植物エキスやアゼライン酸が潤いを与えながら、くすみにアプローチ。エピステーム ニュートラルクリアセラム 50g ¥9900/ロート製薬(3月1日発売)

【TOPICS3】美容医療でも難解な目元へ。“切らずに効く”手応えアイケアが来る!

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“切る”以外の選択肢! エイジレスな目元を蘇らせるホームケアの限界突破

「目元は美容医療でもアプローチが難しいパーツで、若々しい印象を保つには“切る”以外の選択肢が限られていました。しかし、2026年はスキンケアの力がこの課題を突破します。
従来の酸素運搬や損傷修復でのアプローチに加え、肌細胞のエネルギーを高める最新知見が導入され、目元のハリやふっくら感をホームケアで実感できる時代に。
骨格の要である目元は、安易な施術だと後年に凹みや不自然な膨らみを招きやすいため、手応えのある安全なケアの価値は計り知れません。植物由来成分と科学的アプローチを融合させたアイケアは、顔の上半身印象を左右する決定的な一手。2026年は、“切らずに効く”目元ケアが当たり前に」。

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