Tシャツ洗濯のトラブル3:仕上がりがしわしわ、ヨレヨレ
しわしわ対策は意外と簡単。「襟・首まわりの伸び対策」で紹介した洗濯方法&干し方に加えて、収納方法に気をつけるだけで完了です。
■対策1:手アイロン後は15分以上の放置を!
手アイロン後のシャツはしばらく放置。シャツがたくさんあるなら上に重ねてたたんでいけば、下のシャツはアイロン!?がさらにかかって、しわなくキレイに!
「襟・首まわりの伸び対策」と同じですが、手アイロンでしわ伸ばししたあとは15分以上放置しておくと効果が高まります。時間がもったいないと感じる方は、「他の洗濯物を干しているあいだに放置して、最後に干す」と考えればストレスがないですよ。
とくに綿素材は濡れているときに型くずれ――つまり生地が伸縮しやすくなります。これを逆手にとって、時間を使ってキレイに仕上げるのです。これは長年日本で実践されてきたおばあちゃんの知恵。ぜひ復活させたいものなのです。
■対策2:Tシャツの収納、たたみ方とハンガーへのかけ方は?
Tシャツを「たたんでしまう派」の人は、前身頃にしわがつかないたたみ方にしましょう。また、最後に収納する引出しやボックスの高さより少し短めに折りたたみ、タテに並べて収納をします。
ヨコに重ねると、下のものを取り出す時に乱れて、せっかくの手間暇が水の泡に! なお、たたみ方は「Tシャツを5秒でショップ風にたたむ方法」もご参考にどうぞ!
「ハンガーにかける派」の人は、滑り止め加工があるハンガーを使いましょう。ただし、肩の部分が斜めになっているものはNG。肩に厚みがあり、いかり肩風のもので、なおかつ肩幅がTシャツと同じくらいのもの……があればベストです。もし、Tシャツの肩部分にヒモが付いているなら、そこにかけるのもお忘れなく。
記事の冒頭で紹介したしわしわTシャツも、こんなにキレイになりました!
Tシャツ洗濯のトラブル4:色落ちしすぎ
色落ちしやすいかどうかは、染色技術や染料などいくつかの要因があり、一概に言えません。高級なものでも色落ちしやすいTシャツもあります。
ではどうするか? すごーく大切なものは、クリーニング専門店に任せた方が無難です。もし「リーズナブルだったから自宅で洗いたい!」といったことであれば、以下の方法を試してみてください。ただし、先に述べたとおり色落ちの原因はコレと断定しづらいので、もし自分で洗う場合は自己責任でお願いします。
■Tシャツの色落ち対策
以上、Tシャツの洗濯にまつわる4つのトラブルと対策をご紹介しました。しっかりケアして、今年はシュッとしたTシャツで気持ちよく自信をもって過ごしましょう!
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