無料の会員登録をすると
お気に入りができます

アイスティーの作り方!クリアに美味しく入れるコツ

グルメ

美味しいアイスティーの作り方(動画付き)と、濁らないクリアなアイスティーを作るためのポイントをご紹介します。クリームダウン(アイスティーが濁る現象)を防ぐコツは「紅茶を急速に冷やす」こと。ぜひ、参考にしてみてください。

執筆者:桑原 珠玉

茶葉から入れるおいしいアイスティーの作り方

水出しやティーバッグを使ってアイスティーを作り入れる方法もありますが、今回は茶葉を使ったおいしいアイスティーの作り方をご紹介します。動画も最後にありますので、合わせてチェックしてください。

picture

透き通ったアイスティーは見た目にもおいしそう

茶葉から入れるメリットは、味や香りが十分に抽出されること!

アイスティーを作るときには、後から氷を入れて冷やす分、少なめの熱湯量で紅茶を入れることになります。その熱湯のなかで茶葉の味や香りを十分出すには、茶葉をティーポットのなかで泳がせておくことがとても大切になってきます。

ティーバッグでアイスティーを作ろうとすると、湯量が少なめなので、茶葉が味や香りを出すにはちょっと窮屈なんです。もしもティーバッグを使うなら、茶葉が十分な熱湯に浸るティーポットや容器を選んでください。

水出しアイスティーのメリット・デメリットとは?

もちろん、水出しでもおいしいアイスティーを作ることはできます。水出しの特長は、濁らないクリアな紅茶が簡単に入れられるということと、渋みが強調されないあっさりとしたテイストになるため飲みやすく入れることができるということです。手軽さの点ではとてもありがたい方法だといえます。
ただ、すべての紅茶が水出しでおいしく入れられるわけではなく、例えばアッサムなどは、ちょっと極端な言い方ですが、色付き水のようになることもあるのです。また、水出しでアイスティーを作る場合は、数時間、茶葉を水に浸しておく必要があるため、時間的な余裕が必要です。

アイスティーの作り方!茶葉から入れる6つの簡単ステップ

夏にはとにかく重宝するアイスティー。茶葉から入れる簡単な作り方を6つの手順で紹介します。出来上がりはグラス3杯程度の量になります。
ステップ1:お湯を沸かし、ティーポットを温め、茶葉を量ります。

picture

ホットで入れるときよりも少ない湯量で紅茶を入れます。しっかりとポットを温めてからスタートしてください

ティーポットの温めには、茶葉に注ぐために沸かすお湯を湯気が出始めたころ(そんなに厳密でなくて構いません)に途中で取り上げて、ティーポットに注いでおくとよいかと思います。

量は適当でかまいませんが、ティーポット全体が十分に温められていることが重要です。ティーポットを直接触って確かめる場合、やけどをしないようにご注意ください。

picture

おすすめの茶葉は、キャンディやニルギリなど 渋みが少ない茶葉。アイスティー用という表示の紅茶を選んでもいいですね

アイスティー(ストレートで飲む場合)には、キャンディ、ニルギリなど渋みが少ない茶葉がおすすめです。茶葉の量は、種類によっても異なります。

パッケージに書かれているおすすめの量で試した後、お好みで調整するのが良いと思います。ここでは、すっきりとした味と香りが特徴のスリランカのヌワラエリヤ産茶葉を使います。今回の茶葉は8g(茶さじで軽く4杯)使います。

picture

茶葉は出来上がりの紅茶液量に合わせて計量します
ステップ2:温め用のお湯を捨て、茶葉をティーポットに入れ、熱湯を注ぎます。

picture

後で氷を入れて紅茶を急速冷却するため、此処ではホットで入れる熱湯の半分程度使用します

ホットで入れるときの半分程度の量の熱湯を注ぎます。

ステップ3:茶葉に適した時間、浸出させます。

picture

浸出時間は、茶葉のサイズなどによっても異なるため、お使いになる紅茶パッケージで確認してください

浸出時間は、ホット用に入れるときと同じです(今回は3分)。茶葉によって浸出時間は異なるので、お使いの茶葉のパッケージをご確認ください。

ステップ4: ティーポットから茶葉をこして別の容器に移します。

picture

入れた紅茶は氷で一気に冷やすため、ここでいったん別の容器に紅茶をこしておいた方が失敗が少ないですよ

後から氷で冷やすことを考え、一度ここでいったん別の容器に紅茶をこしながら移しておきます。

ステップ5:氷をたっぷり入れた容器に紅茶液を移し、マドラーなどで手早くかき混ぜて紅茶を冷やします。

picture

氷はたっぷり使います。そして手際よく紅茶液を冷やします

氷は、紅茶液と同じくらいの分量を入れておきます。ここでは300gの氷を使っています。濁りにくい茶葉を用いて紅茶液をつくり、急速に冷やすことで、クリームダウンが起こりにくくなります(クリームダウン対策については、のちほどご説明します)。

ステップ6:氷を入れたグラスを用意し、紅茶を注いで出来上がりです。

picture

透き通ったアイスティー

きれいな透き通ったアイスティーの完成です!

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ