・「私が幸せになるために相手と関わる」という視点で行動しよう
自分がどのくらい大変だったか気づけると、少し行動を変える余裕も出てくるかもしれません。最後は物理的な行動の変化として「相手ではなく自分」を基準とする行動を心がけてみてください。
例えば彼に尽くすにしても「彼に喜んでもらいたいから」と相手への期待だけで動くのでなく、「彼のために尽くすことが楽しい! 幸せ!」を前提にして、相手のリアクションに過剰に期待しないで欲しいのです。
この心持ちが習慣化されると、実は束縛するという行動すべてが、自分が基準になっていないことに気づけてきます。とはいえ、その状態になれるには少し時間がかかりますので、ゆっくりゆっくり。心の片隅に置いておく感覚で、やってみてください。
束縛って当たり前にしがちですが、実はけっこー根深い問題です。だからこそ、あまり良くないなあと思うなら、ゆっくりじっくり、取り組んで見て欲しい。そうして束縛したい感情を緩めていければ、気づいた時には、あなたも相手も、今以上に幸せになってるかもしれませんよ。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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