2階へ上がる階段まわりにも、時代を感じるポイントがあります。たとえば、階段上にある楕円形の照明は、大正時代から使用している年代物なのだそう!
階段の壁にある照明のスイッチも、今ではなかなかお目にかかれないような、趣のあるビジュアルです。
2階には和室も用意されています。
こちらは、木のぬくもりを感じる「はいから通り」(一名利用7,000円~、二名利用11,000円~)。
着物姿の女性の絵が飾られていたり、小さな桐ダンスが配されていたりと、ところどころから和の魅力を感じることができます。
1階の半地下にある「梅の間」は、もっともリーズナブルな客室の一つ。一名利用で一泊4,200円~(2名利用6,000円~)です。
ベッド一台とテレビでいっぱいになっていまうほどコンパクトなお部屋ですが、とにかくリーズナブルに建物の雰囲気を楽しみたいという人にはオススメです♪
なお、本館に宿泊した場合、お風呂とトイレは共同になります。
トイレ前には美しいステンドグラスがあしらわれていて、さりげなく絵になるスポットです♡
本館から出て左手にあるのが、2003年にできた新館。
客室にはすべてお風呂・トイレが付いているので、マイペースに宿泊したいという人は新館に泊まってみるのもいいですね。
「吉兆」(一名利用9,000円~、二名利用15,000円~)は、畳が心地良い和室。
新館は本館よりも広々とした客室が多いので、部屋でのんびり過ごしたい派の人は要チェックです。
なお、ホテルニューカマクラは素泊まりのホテルなのですが、最近、近くにあるカフェ「Siblings kamakura(シブリングス鎌倉)」のモーニングセット(600円)を客室で食べられるサービスがスタート!客室でゆっくりと朝食をとりたければ、こちらを利用してみるのもいいですね。
まとめ
大正時代に建てられたホテルニューカマクラは、当時の内装が至るところに残った、趣たっぷりの空間。街の中心にあり、駅からも近く、料金もリーズナブルなので、一人旅の拠点にするには絶好の施設です♪
史跡巡りや海での散歩、グルメなどを目一杯楽しんだら、ノスタルジックなホテルで癒しのひとときを過ごしてみてくださいね。
住所:神奈川県鎌倉市御成町13-2
電話番号:0467-22-2230
営業時間:チェックイン15:00~19:00/チェックアウト10:00
定休日:無休
最寄駅:鎌倉
取材・文/石部千晶(六識)
※2019年4月21日時点の情報です。料金やメニューなど、内容は変更になる場合があります。
※料金は全て税込みです。