安室奈美恵さん引退時に、その「ファン姿勢」が称賛を浴びたイモトアヤコ。彼女の『世界の果てまでイッテQ!』での名言を振り返る…
昨年、安室奈美恵さんの引退に際し、大ファンであることを公言していたイモトアヤコの言動の数々が、インターネット上で称賛を浴びた。
迷惑ファンによる行き過ぎた行為の数々が取り沙汰されている昨今、彼女の名言を振り返りつつ「ファンのあるべき姿」について今一度考えてみてほしい。
■「大好きな人に嫌われたくない」
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にて、スタッフから台湾のコンサート会場の出入り口付近で張り込み、「安室さんとの2ショット撮影を狙え」と指示されたイモト。
大好きな「安室ちゃん」と接近する絶好の機会だったが、イモトは表情を曇らせ…
「だって好きなんだもん。大好きな人に嫌われたくない。アーティストの気持ちは分からないですけど、ライブ前って気持ちがナーバスになってるわけじゃん。(中略)ライブ前を追われると嫌だと思うよ」
と訴えた。
■「マナーだけは守っていこうね」
その後、番組スタッフが「安室さんの宿泊ホテルをマークしている」と知らされると、イモトは「バカ野郎!」とスタッフを叱責。
「重々、マナーだけは守っていこうね!」
と、番組のためとはいえ、くれぐれも安室さんに迷惑がかからないよう注意してほしいと、いちファンとして念を押して訴えた。
■周囲への配慮から「音漏れ参戦」を自粛
安室さんの引退前夜、沖縄で行われたラストライブの抽選に外れてしまったものの、なんとかホテルと飛行機を確保して沖縄へ向かったイモト。
会場近くで「音漏れ」を楽しむ予定だったが、会場周辺には多くのファンが詰めかけており、イモトには番組のカメラが密着していたことや、有名人である彼女が出ていくことで騒ぎになってしまう可能性が。
そのため、ロケバスで会場付近まで向かったものの「今日は安室さんの日だから…」と、安室さんや近隣への配慮から「音漏れ参戦」を自粛したのだった。
■「推し」の気持ちを尊重
同じく安室さんの引退前夜、ホテルで番組スタッフから心境を聞かれたイモトは…
「寂しいよ、もう会えないんだもん。でも、引退してほしくないっていうのはファンの人は言いたくないと思う。それを言わないっていうのが、安室奈美恵ファンとしての皆さん誇りだと思います」
と、多くのファンは安室さんの気持ちと決断を尊重していいて、それを誇りに思っていると話した。
■引退しても関係性は変わらない
また、イモトは目に涙を浮かべつつ…
「でもファンであり続けることは変わりないし、きっとこれからも安室さんの存在に助けられることは絶対的にあるから、そこの関係性は変わらないかな」
と、引退後も変わらずファンでい続けることを誓ったのだった。
■約4割が「ファンの鑑」と称賛
しらべぇ編集部が全国20〜60代のイモトアヤコを知っている男女1,374名を対象に調査を実施。その結果、全体の約4割の人が「イモトはファンの鑑だと思う」と回答した。
なお、男性32.0%に対して女性43.3%と圧倒的差で女性の割合が多い傾向も明らかに。また、この調査結果を男女年代別にみていくと…
20代女性が53.9%と最多。30・40代女性が同じく4割台で続く。