「人と話をするのが苦手」「トーク力を磨きたい」そう思っている方へ、この記事では、会話上手な人の特徴や話し上手になるための実践方法について、婚活・女子力アップコンサルタントの澤口珠子さんが解説してくれました。
澤口珠子(婚活・女子力アップコンサルタント)
トークが苦手な話し下手な人は、会話上手な人が天性の才能を持っているものだと思っているかもしれません。
でも、実はちょっとしたコツを実践するだけで、誰でも簡単に会話上手になれちゃうのです。
ここでは、誰でも簡単にできる会話上手になるための実践方法を、婚活・女子力アップコンサルタントの澤口珠子がお伝えします。
会話上手な人の特徴
それでは、会話上手な人にはどんな特徴があるのでしょうか?
ここでは、わかりやすい特徴を5つお教えします。
(1)聞き上手である
会話上手な人は間違いなく、聞き上手でもあります。
なぜなら、会話のコツは「相手が7割話して、こちらが3割話す」という、7対3の割合が相手にとって一番居心地がよいと言われているからです。
人は誰しも承認欲求があり、自分の話を聞いてほしいと思っているもの。
営業成績NO.1の営業やホステスと聞くと、セールストークが上手だからと思いがちですが、実は彼らは自分が話すよりもお客様の話をじっくり聞き、たくさん話させているのです。
(2)褒め上手でポジティブである
会話上手な人は、「褒め上手」でもあります。
彼らは、ポジティブな表現を会話に積極的に取り入れています。
たとえば、会話の最初で相手のいいところや好きなところを教えてあげて、相手の心をオープンにしてから会話をはじめるなど。
会話上手な人とまた話したくなるのは、誰かの悪口や不平不満など、ネガティブな話題ではなく、ポジティブな話題が豊富だからなのです。
ネガティブな話をする人とは会話をしたくありませんし、疲れてしまいますよね。
(3)非言語コミュニケーションが豊かである
会話上手な人はトークの内容だけでなく、表情や身振り手振り、声のトーンや抑揚など、感情表現がとても豊かです。
人は感情が読めない人を警戒し、不信感を抱きますが、感情がわかりやすい人には安心感を抱き、心理的距離が近くなります。
会話上手になりたかったら、トーク内容だけでなく、感情をどう伝えるかをぜひ意識されてみてくださいね。
(4)心のベクトルを相手に向けている
実は話し下手な女性は、会話中、心のベクトルが自分に向いていることが多いもの。
たとえば、婚活パーティなどでも、せっかく男性と話しているのに「どうしよう、どうしよう」「私どんな風に見られているかな、挙動不審に思われてないかな」など、目の前の相手に心のベクトルを向けず、自分に向けているのです。
こういう状態ですと、相手は会話をしていても自分の存在を無視されているように感じ、会話をつまらないと思ってしまいます。
心のベクトルは、自分ではなく、ぜひ相手に向けるようにしましょう。