(5)話題が豊富である
会話上手な人は知識と経験が豊かなので、どんな話題を振られても話についていけます。
まず、会話が途切れるということがありません。
また、博識な人も多いので、話題も豊富です。
人が再び話のうまい人とお話したいと思うのは、会話上手な人と話をすると、毎回新しい発見や学びが得られるからなのです。
話し上手になるための実践方法
話し上手になるためには、基本的なコミュニケーションテクニックを身につけることが大切です。
ここでは今すぐ日常で活かせる、具体的な実践方法を5つ紹介します。
(1)イエスセット話法
このイエスセット話法は、会話のはじめに使っていただきたいテクニックです。
質問には、「YES」「NO」で答えられるクローズドクエスチョンと、「YES」「NO」で答えられないオープンクエスチョンがあります。
たとえば、「スポーツ観戦には行かれますか?」はクローズドクエスチョンで、「休日は何をして過ごすことが多いですか?」はオープンクエスチョンです。
話し上手になりたかったら、会話のはじめに、相手が必ず「YES」と答えるクローズドクエスチョンを、3回立て続けにするようにしましょう。
相手は「YES」というたびに、あなたに対してオープンマインドになり、その後の会話が盛り上がりやすくなります。
(2)ペーシングを意識する
会話が始まったら意識していただきたいのが、「ペーシング」。
相手が話す声の大きさ、高さ、話すスピードや抑揚、うなずき、テンションなどを、意識して自分も合わせるようにしましょう。
たとえば、彼が落ち着いていてゆっくり話すタイプの男性なら、こちらも相手に合わせ、穏やかにゆっくりと話す。
彼のテンションが高く声が高めで早く話すタイプの男性なら、こちらも声を高くして早めに話すなど、相手に合わせます。
ペーシングを意識することで、相手は違和感なく、あなたと気が合うと自然に思ってくれますよ。
(3)相手の名前をたくさん呼ぶ
会話の中で相手の名前を意識してたくさん呼ぶようにしましょう。
たとえば、「おはようございます」と「~さん、おはようございます」では、どちらを言われたら、あなたはうれしいですか?
きっと多くの方が、名前を呼んでくれたほうとお答えになると思います。
名前を呼ばれると、人は承認欲求が満たされます。
名前を呼んであげればあげるほど、相手はあなたに好感を持つようになりますよ。