京都府民はあっさりもこってりも大好き
(hironakajima/iStock/Thinkstock)
2日に放送された『カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)では「ヒミツの京都グルメBEST5」を放送。京都府民の意外な食事事情が発覚し話題になっている。
■じつは牛肉王国
千年の都、京都は牛肉の購入金額が日本一。番組が府民に牛肉についてインタビューすると「近江牛も集まってくるし三重県からも集まってくる。但馬牛は兵庫県でしょ。いろんなものが集まってくるからいろんなお肉が食べられる」という声も。
京都府民はロースが大好きなようで、焼肉屋でもほとんどの人がロースを注文。タレはあっさりしたあっさり系のダシのようなものが多く、味付けではなく脂を洗うために使うとのことだった。
■こってりラーメンが大好き
焼肉まであっさり味という京都。もともと上品な出汁にこだわる食文化だけに、「愛されるラーメンもあっさり系ではないか」と思うかもしれない。
しかし、番組に登場した京都府民は、「他府県の方が想像してる京風ラーメンですよね? 京都の人がこれを好んで食べるのは違う。コッテコテのやつ食べてますよ」と回答。
実際に食べているラーメンは、富山ブラックラーメンのような漆黒のスープの醤油ラーメンに大量のチャーシューが乗ったもの。京都駅近くの第一旭や新福菜館が人気だ。
さらにこってりしたドロドロスープの「鶏だく」なるこってりラーメンもあり、こってりしているが最後まで飲み干せるほどおいしく、飲みやすいようだ。
■グルメ特集は大盛り上がり
ネットでは「半分ぐらいは当てはまる」や「そろそろ周知されてもいい」などさまざまな声が見られる。
■京都府民は人の目を気にする?
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,378名を対象に「東京・大阪・横浜・名古屋・札幌・福岡・京都・神戸・仙台・広島・新潟」の11都市から、「人の目を気にする人が多そう」な都市を選んでもらった。
2位は京都。わびさびの文化が残り、一見さんお断りの精神がある。また、京都の風習を知っているかどうかで、評価が分かれるコミュニティは独特。
京都府民は食べ物も薄味が多そうなイメージを抱く人も多いかもしれないが、今回の放送で京都府民は特に気にすることなく食の好みを語っていた。
これまでにも京都府民の様々な秘密を発見してきた『ケンミンSHOW』、今後もさらなる新しい発見を期待したい。
(文/しらべぇ編集部・嘉手川 裕太)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)