初婚年齢が高くなりつつある昨今。相手はいるものの「結婚を決断できない!」という男女は多くいるはずです。では、なぜ決めきれないのか。婚活・恋愛コンサルタントのひろんがその理由を男女別に大分析。結婚を決断すべき7つのタイミングを解説します。
ひろん
誰にとっても結婚は一大イベント。
しかし、一大イベントであるからこそ、「失敗したくない」という気持ちも大きく、「本当にこの人でいいのかしら?」「もっといい人がいるかも?」「早まっていないか?」など悶々と悩んでしまい、決断ができないまま年齢を重ねていく男女が増えています。
そんなわけで、今回は結婚に踏み切っていい瞬間、タイミングについて、恋愛コンサルタントのひろんがまとめてみたいと思います。
結婚を決めきれない男女の理由
男女ともに結婚が決めきれない理由は、昔よりも選択肢が増え、考えることが増えているから。これに尽きます。
人は選択肢がたくさんあると、悩んで迷ってしまうんですよ。
そんな社会的背景や考えの変化にもフォーカスを当てつつ、男女別に結婚できない理由を考察してみたいと思います。
女性が結婚を決断できないのは「捨てる覚悟がない」
女性が結婚を決断できないのは、ズバリ「捨てる覚悟」が持てないからです。
人生というのは何かを得れば、何かを捨てなきゃ、バランスが取れません。
でも、現代の女性には選択肢がたくさんありすぎるんですよね。
ちょっと昔であれば、女性はそこそこの年齢で結婚して、専業主婦になることが当たり前でした。「結婚=女の幸せ」と盲信されていた時代もあり、昔の女性には選択肢がなかったんです。だから、現代の女性ほど迷いが生じなかったのではないでしょうか。
しかしながら、2018年度の生涯未婚率は過去最高値を更新し、女性の7人にひとりは生涯結婚しません。結婚は「絶対」ではなくなりつつある。結婚せずとも幸せな女性もたくさんいます。
そうなってくると、「もっとキャリアを積みたい」とか「もっと勉強をしておきたい」とか、はたまた「まだまだ遊び足りないかも?」という邪心や欲がわいてきちゃうのよ。
独身生活のメリットもあるので、それらを投げ捨ててまで結婚していいの? 早まっているんじゃない? と悩んでしまう女性は多いと思われます。
男性が結婚を決断できないのは「プレッシャー」
男性が結婚に逃げ腰になってしまう最大の理由は、結婚に対する責任がプレッシャーになってしまうことです。
男性も女性と似ていて、昔ほど結婚が絶対ではなくなっているというのが大きい。
近現代、お掃除はルンバがやっておいてくれるし、食器洗いも食洗機があるし、おいしい家庭料理がその辺の外食チェーン店で安価に食べられるし、昔とは打って変わり男性の独り身でもあまり困らずに生活ができる時代です。
さらに、大昔みたいに「結婚してこそ一人前」的な風潮も薄れつつあります。
そこにきて結婚して子どもが生まれたら、一時的(妻の産休育休中など)にでも自分ひとりの稼ぎで家族を養っていかなければならない。さらに共働きをするなら、家事育児は分担になって自由時間がなくなる。つまり、結婚にデメリットを感じてしまう男性もいるのよね。
加えて、女性のように年齢的な「出産のリミット」みたいなものもない。
そうなると、「いつかは結婚したいけど、まだいいや」と、決断をどんどん後ろ倒ししてしまう男性がたくさんいます。
結婚を決めていいタイミングの見極め方
今の時代はいつでも結婚できますが、いつでも同じような結婚ができるとは限りません。
ベストな結婚をするために、結婚を決断していいタイミングは具体的にどのようなものがあるか、7つほど例をあげてみました。
1.子供を望むのであれば「年齢(出産リミット)」
現実問題として女性には出産のリミットがあります。
芸能人が40代50代で出産している例もあるけれど、その裏側では不妊治療をしても授かれず諦めている人も大勢いるのが現実です。医学的には30代後半から40代にかけて、妊娠できない可能性や流産の危険性が上昇していくといわれています。
子どもがいる人生を望むのであれば、自身の年齢的なことを考えてみてもよいでしょう。