友人・知人の家族と会った際、思わず顔を見比べて、似ているパーツを探してしまう。
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小さいころ、両親や兄弟と顔が似ておらず悩んだ経験がある人もいるだろう。隔世遺伝や両親の両方にバランスよく似ている人もいるため、「家族だから顔が似ている」とは一概には言えない。
しかし、赤ちゃんが生まれると「母親似」か「父親似」かを議論するのは、もはや定番となっている。では実際、家族で顔が似ている人はどれくらいいるのだろうか。
■6割の人が似ている
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の58.0%が「家族の顔が似ていると言われたことがある」と回答した。
なお、男性52.6%、女性62.7%と、女性のほうが10ポイントも割合が高い結果となった。
■若年層は男女間の差が大きい
また、この調査結果を男女年代別に見てみると、ある特徴が見えてきた。
もっとも割合が高かったのは、10代女性で73.8%。20代女性が68.4%、30代が60.9%と続き、10代~30代の女性は同世代の男性と10ポイント以上差が開いている。対して、40代以降は男女の差が小さいのも特徴的だ。
10代の女性は、同世代の男性よりも母親などの家族と一緒に出掛ける機会も多いだろう。また、20代・30代の女性は出産をし子供がいる人もいるだろう。
子供が家族の誰に似ているかという話題になることも多く、家族の顔が似ていると言われる割合も高くなるのかもしれない。
■実際に会わないとわからない?
さらに、この結果を地域別に見てみると…
首都圏が52.6%と、もっとも割合が低い結果となった。
単身で出てきている人が多い首都圏では、個人個人の結びつきが多いため実際に家族と会う機会は少なく、家族の顔が似てるかどうかは話題にあがりにくいのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・赤坂)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)