3.「野菜」はおいしくたっぷり、塩分カット!
野菜のカリウムが塩分カット
麺と同量の野菜やタンパク質を先に食べると、糖質のバリアになってくれます。
注目すべきは、「余分な塩分を体外に排出する」という野菜特有の働き。これは野菜全般に含まれる「カリウム」の働き。もやし、白菜、キャベツ、人参、青梗菜、にら、ネギなどなんでもOK。
野菜の量の目標は、生野菜の状態で両手に1杯程度。白菜なら茹でると7割程度の量になるので食べやすくなるでしょう。野菜だけだとかなり大変ですが、焼き豚や卵(大きめチャーシュー2~3枚、煮卵は半分~1個くらい)と合わせてOK!
麺を効率的に燃やしてくれるビタミンCもしっかりとれますから、野菜はやっぱり優れものなんです。できれば麺と同量程度食べたいくらいですが、おいしく食べられる方が先決。無理しない程度にしましょう。
4.「ネギ」「ニラ」「ニンニク」「ごま」はヤセる「薬味」
ゴマはヤセ薬味!
ラーメンに欠かせない薬味たち。カウンターにセルフサービスで置いてあるお店も多いですよね。これらは、素晴らしいヤセ薬味です。
この特有の「苦味辛味」成分は硫化アリルと呼ばれ、焼き豚のビタミンB群と一緒になると、麺類の炭水化物を効率的に燃やす効果が持続します。また、老化太りを予防する「スカベンジャー」でもあります。
「赤・黄・緑」のお掃除トリオ、スカベンジャーがサビをキレイに! 詳しくは記事『40代アラフォーダイエットに「赤・黄・緑」の3色食材』へ。
ラーメンだって、食べたら早く燃やして使ってしまえばいいのです! たっぷりといただきましょう。
5.「酢」はイライラを鎮めて、内臓の働きをアップ!
餃子を取り扱うラーメン屋さんのテーブルに、セルフサービスで置いてある「お酢」も一役。仕事のストレスなど交感神経が高まってイライラしている時は、「酸っぱいもの」で頭スッキリ!
また、内臓の排泄機能を活発にしてくれるので、疲労を回復してくれます。黒酢は若返り成分のポリフェノールも豊富です。
6.チェイサーの「水」か「お茶」は必ず
チェイサーを飲もう
ラーメンのスープは塩分が高く血管に負担をかけます。塩分が高いと喉が乾くので、どんどんスープを飲んでしまうことがあります。そんな飲み過ぎを防ぐように常温か温かいお茶を飲みましょう。氷の入った冷たい飲み物は、せっかく温まった体を冷やすので注意!
7.スープは絡ませて食べる程度に
スープもラーメンの一部ですから、味わいながら食べるのは問題ないですが、最後の一滴まで全部飲み干すのはやっぱり量が多いでしょう。控えめに。
8.女性なら麺少なめか、シェアするのも手
筋力が少ない女性は、麺少なめがGOOD
外食の場合、1人前の麺が160~180gあり、糖質は50g前後です。最近提唱されている「ロカボ」では1食の糖質は30~40gが目安とされているので、1食分食べるとややオーバーです。
女性は男性に比べて筋力が少なく、内臓やホルモンの違いから、基礎代謝も差があって当然。食べる量もそれに合わせるのが自然です。
ラーメンだってシェアをする、また最初から麺を少なめにオーダするのもスマートに楽しむひとつです。食べられない量を無理して食べることも、残すこともなく、地球に優しいのではないでしょうか。