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この夏、口の中に地獄の門が開く! モス史上「最も辛いバーガー」を試食してきた

モスバーガーから世界最上級の唐辛子を使った挑戦的なバーガーが新発売。しらべぇ編集部では一足お先に試食してきた。

モスバーガーといえば、新鮮なお野菜を使ったハンバーガー、ヘルシーな菜摘バーガー…などなど、美味しくて健康にもやさしいメニューが人気。

しかし、今回は世界最強クラスの辛さを誇る唐辛子を使用したハンバーガーを23日から新発売するという。なぜだか急なSっ気を発動したモス本社へ、辛いものが苦手な記者が試食に訪れた。

■悪役レスラーみたいな名前の唐辛子

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試食会場のポスターには、「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー使用 」とある。いや、なんですかこのめちゃくちゃ強そうなプロレスラーみたいな名前。

「もう絶対ラリアットとかで一発KOでしょ。赤いパンツはいてヒゲモジャで有無を言わさずノックダウンさせるやつでしょ?」と記者は震えた。

■命がけの開発

モスバーガーはこれまでも辛いハンバーガーを発売してきてはいるが、今回の『激辛テリヤキチキンバーガー』に使われている、『トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー』はハラペーニョの約300倍の辛さで、モス史上最も辛いバーガーだそう。

担当者によると、何度もこの辛さを摂取し続けると舌が壊れてしまうくらいの感覚を感じたり、また身体が拒絶するのか試食後は疲労を感じたりと、開発は困難を極めた様子。まさに命がけで開発されたバーガーだ。

試食前に広報担当者も「覚悟をもってご試食ください」と、取材陣に脅しをかける。

■この下に悪魔が…?

震える記者の前に提供されたのは、女子がホっとするいつものナチュラルな見た目。しかし今回はモス自ら挑戦的と豪語するバーガー。気をぬいてはいけない。

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おそるおそるバーガーをちょっとめくってみると…

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「いや! 赤い!」灼熱地獄の門は開かれたり。とゲームのラスボスのようなことを言ってしまうくらいトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーが堂々としていた。

先に中を見るんじゃなかった…という後悔をしてもあとの祭り。もう絶対辛いじゃんという先入観のもと一口…瞬間脳内に浮かんだのは燃え盛る地獄の炎と、悪魔のようにほほえむトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー(唐辛子)。

じわじわくる辛さではない。食べた瞬間辛いのに、その辛さが永遠かなと思えるくらい持続するのだ。しかし、辛さの中でも野菜と鶏肉の旨味が絶妙なバランスで味わえるようになっており、気づいたら完食していた。

辛いものが苦手な記者でさえ完食できるので、辛いもの好きにはたまらないかも。

■ドリンクも新発売

ちなみに、同日に『瀬戸内産はっさくレモン ジンジャーエール』(Sサイズ230円/Mサイズ290円/Lサイズ360円)も新発売。

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ジンジャーの爽快さと、はっさくとレモンの皮の果肉感が満足を誘う夏にふさわしいドリンクだ。しかし激辛バーガーとこの炭酸を飲むのは大丈夫なのかと不安がよぎる。実際に飲んでみたが、刺激に刺激が加わり舌がパニックをおこすので、自己責任でお願いしたい。

一緒に飲むドリンクとしてモスバーガーがオススメしているのはこちらの新商品『まぜるシェイク ほろにが抹茶 志布志市産茶葉使用』(Sサイズ290円/M360円)

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バニラシェイクにこだわりの茶葉を使用した抹茶ソース。その綺麗なコントラストを長いスプーンでまぜまぜする楽しいドリンクだ。

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完全に混ぜるもよし、写真のようにマーブルにして、様々な濃さを楽しむもよし。シェイクのほのかな甘みと、深みのある抹茶の苦味のバランスが最高であり、恐ろしいまでの辛みを和らげてくれる。

(文/しらべぇ編集部・ヨザワ マイ)

ヨザワ マイ
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