妻にボーナスを渡さない夫。その理由は、「ボーナスは頑張った自分へのご褒美」というものだった。
(RyanKing999/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
社会人にとって嬉しいボーナスという存在。しかし、当たり前だが計画的に利用できない人も中にはいる。
そんなことを感じさせる、女性向け匿名掲示板「ガールズちゃんねる」のあるトピックが注目を集めている。
■ボーナスを渡さない夫 その理由は…
夫がボーナスを渡してくれないことに悩んでいるという、投稿者の女性。夫によると、ボーナスは「自分が頑張ったご褒美」というのが、その理由のよう。
また、ボーナス以前に夫はお金にルーズであり、我慢することができず、あればあるだけ使ってしまうという。その結果、投稿者がどれだけ節約しても、家庭は金欠状態に。
そして、投稿者は「独身なら自由に使えばいいけどもっと家族のことを考えてほしいです」と愚痴ったのだった。
■同情と悲鳴相次ぐ
この投稿に対し、他のネットユーザーからは「あり得ない」「無理無理」「おかしい」など、同情と悲鳴が相次ぐことに。
「えー無理無理 ボーナス含めて年収なので」
「頑張ったご褒美って子供かよ」
「そんなの変! そんな旦那聞いたことない」
「夫婦はそれぞれの給料だろうと夫婦のもんだよ。旦那ケチスギる」
「各家庭で事情が違うから絶対こうしろとは言えないけど、なんかひどい」
「金銭感覚が違い過ぎる旦那って、ストレスたまりまくりそう。私は無理だわ」
■「ボーナスは貯金に充てるべき」との声も
また、中には「ボーナスは貯金しとかないと車検とか税金の時困るよね」「将来に備えて貯金しないとダメなのにね」などの声も。
普段の給料が生活費に消えてしまう分、ボーナスを貯金に充てるべきと考えている人は少なくないようだ。
■ボーナスを貰っている人は約半数
しらべぇ編集部では以前、全国の20~60代の有職者男女661名を対象に「ボーナスが出る予定」か調査を実施。その結果、全体の52.3%「ボーナスが出る予定」と回答した。
年収別で見てみると、300万円未満の層とそれ以外の差が如実に出る結果となった。
自分にご褒美をあげることは、働くうえでとても大事なことだが、病気や引っ越しなど、大きな出費に備えておかないのは危険だ。どの家庭にもそれぞれの事情があるとは言え、ボーナスを渡さない投稿者の夫は、少しは歩み寄るべきなのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の有職者男女661名(有効回答数)