寂しい気持ちになったときには、誰かの愛が欲しくなることもあるだろう。どのような人が、愛を求めているのだろうか?
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悲しいことやつらいことがあったときには、誰かに慰めてほしいと思うものだ。しかし慰めてくれるような相手がいないために、さらに寂しい気持ちになることもあるだろう。
■「愛が欲しい」半数近く
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,732名を対象に、「愛について」の調査を実施。
「愛が欲しいと感じることがある」と答えた人は全体で48.8%と、半数に迫る高い割合になった。
■若い女性は愛が欲しい
性年代別では、10代から20代の女性が高い割合になっている。
若い女性の中には、恋愛に対して憧れを持つ人もいるだろう。
「仕事で疲れて帰っても、一人暮らしの家には誰もいない。そんな日々を繰り返していると、精神的に疲弊していく。
甘えたり愚痴を言ったりするような相手がいれば少しは気持ちが変わるかもしれないけれど、忙しくて出会いもなかなかないから」(20代・女性)
■恋愛体質はもちろん愛が欲しい
恋愛体質の人は8割近くと、かなり高い割合になっている。
恋人ができても、愛で満たされることがない人も多い。
「誰かの愛で満たされるために、常に恋愛を求めているんだと思う。しかし実際に彼氏ができても、大きな愛を感じることはなく満たされない。そしてまた新しい恋を探すことの繰り返し」(20代・女性)
■愛は万能ではない
愛はそこまで、万能ではないとの意見もある。
「恋愛がなんでも解決してくれるわけではない。自分で決めることまで相手にゆだねるのは、それこそ依存になってしまうし。自分で乗り越える力があるのが大人だと思うので、恋愛はその補助と考えたほうがいい」(30代・男性)
恋愛以外の中にも、愛はあるものだ。
「家族や友達など、恋愛以外のところでも愛はたくさん感じられると思うんだけど。日頃からマイナス面ばかり目がいく人は、小さな幸せを感じにくいのかも」(30代・女性)
自分の癒やし方を知ることも、大人には大切なのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)