28日、「ニコニコチャンネル」事業に関する記者発表会が開かれ、メンタリストのDaiGoが登場。
28日、ニコニコチャンネル事業に関する記者発表会が開かれ、メンタリストのDaiGoが登場。ニコニコチャンネルにおいての成功秘話や山Pとの交流について語った。
■順風満帆ではなかった
「最近うちの弟のほうがテレビで有名な、メンタリストDaiGoです。謎解き弟の兄です」とあいさつし笑いを誘った。DaiGoはニコニコチャンネルにおいて『メンタリストDaiGoの心理分析してみた!』を配信。
月額有料登録者数は10万人を突破し、2018年度のナンバーワンとなった。しかし、「開設初日は3人で、放送開始後も200人と今では考えられないくらいの状況で…」と苦労の連続だったと振り返る。
「何時何分にどういう内容でどのように放送すると一番、人が来るのか分析し続けました。コメントに左右されると一部の人の意見に偏るので、数字ばっかり見てましたね」と、悔しさをバネに登録者数を伸ばしてきたと明かす。
■山Pとの交流も明かす
鋭い分析とコンサル力で現在の地位を築いてきたDaiGo。流れで、ニコニコの改善点や今後追加してほしい機能の話題になると「入会の障壁を減らしてほしい」と提案する。
続けて、「山Pと寿司を食べてたんですけど、『僕のチャンネル見てるよ』って言われて、『でも、ニコニコ入り方わからないんだよね』『じゃあ僕やってあげるよ!』ってなって…僕がやっても15分くらいかかった。ここが一番の問題なんじゃないかな」と実話を交えて説明。
これには、ドワンゴ代表取締役の夏目剛氏も驚き、「ワンクリック入会をやろう」とDaiGoの提案を即採用。
■テレビ出演「3回に2回」断る
以前はテレビで頻繁にDaiGoの姿を見かけたが、最近はインターネット上に比重を移しているようだ。
鋭い分析の結果、テレビへの出演と書籍やニコニコへ流入に相関がほぼないことが判明したらしく、「最近は3回に2回くらいの割合でテレビの出演依頼を断ってます」とDaiGo節を披露する一幕も。
イベント終盤には、「ニコニコじゃないと成功しない人もたくさん眠っていると僕は思う。ニッチな層に対してより高い情報を提供できる人たちには向いてると思う」と、これから活動を始める人にエールも送っていた。
(文/しらべぇ編集部・松野 佳奈 撮影/KEN)