「ご飯のお供といえば?」というアンケートで常に上位にランクインする明太子。プチプチとした食感とピリッとした辛さが食欲をそそりますよね。そんな明太子を680円で何度でもおかわりできちゃうお店が、実は都内にあるんです!今回は、博多の有名メーカーが手掛けるカフェに潜入。その魅力をレポートします。
博多の明太子メーカーが手掛けるカフェ/FUKUTARO Factory CAFE&STORE 東京本店
「明太子食べ放題」の言葉に誘われ、たどり着いたのは、羽田空港にも近い糀谷駅。中央口を出て歩くこと10分ほど、閑静な住宅街にお目当ての「FUKUTARO Factory CAFE&STORE 東京本店」はありました。
同店を手掛けるのは、博多で創業100年を超える総合食品メーカー「山口油屋福太郎」。辛子明太子「福太郎」のメーカーとしても広く知られ、長時間じっくり漬け込む「2度漬け」の明太子は地元・博多の人たちからも「まろやかで上品」と好評です。
そんな有名メーカーが「九州の明太子の美味しさを味わってもらい、より身近にすること」をコンセプトに、関東で唯一の直営店として運営しているのが、こちらのお店なんです。
充実の物販スペースは後ほどチェックすることにして、さっそく明太子食べ放題を体験しにカフェスペース「FUKUTARO CAFE」へ向かいましょう!
ついついご飯をおかわりしちゃう! 美味しすぎる“明太子パラダイス”
カフェは白×黒を基調としたシンプルな内装で、とてもおしゃれ!少し明るさを落とした照明や木目調の床が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
平日のランチタイムは、地元の主婦や家族連れ、サラリーマンたちの憩いの場になっている一方、最近は遠方からの来店が増えていることもあって、休日は多くのお客さんで賑わいます。
ゆっくりと食事を楽しみたいなら平日、特に13時以降がオススメですよ!
メニューは季節によって異なりますが、一年を通して食べることができるのが、こちらの「福太郎のめんたいボウル」(680円)。
ご飯、味噌汁、小鉢、香の物、生卵、日替わり明太子、和え物めんたいの7品目がセットになった定番メニューです。
日替わり明太子と和え物めんたいは、何度でもおかわりし放題!ご飯も1回まで無料でおかわりできます。これだけの内容を700円以下で楽しめるなんて、コストパフォーマンスの良さに感動です!
日替わり明太子は5種類の中から1日2~3種類をランダムに用意。今回のオーダーで提供されたのは「七味あごだし」(写真左)でした。
ご飯に乗せて、さっそくいただいてみると・・・ものすごく濃厚!このギュッと凝縮したうま味は、最長で240時間も漬け込んでいるからこそ。七味のかかった皮はピリ辛ですが、しっかり詰まった魚卵はコク深く、とってもまろやかでした。
和え物めんたいも同じく日替わりで、この日は「あまえび」の和え物(写真右)。明太子とエビの甘みとうま味がマッチして、骨太な味わい。こちらもとても濃厚で、ご飯のお供にピッタリです。
明太子の追加をお願いすると、たっぷり入った小瓶ごと渡してもらえます。当然、2種類ともおかわり。魚卵のプチプチとした粒感も絶妙で、瓶が空になるまでペロリとたいらげてしまいました・・・!
さらにうれしいことに、バラエティー豊かな調味料も使い放題!本物の明太子のような風味と辛さが感じられるふりかけ、卵がけご飯にピッタリな飛魚醤油、香り高いごま油などがそろい、ご飯がとにかく進みます!
1杯目は明太子だけで、2杯目は卵がけご飯と合わせて食べるなど、アレンジできるのも楽しいですよね。実際、お客さんのほとんどが2杯目も食べるそう。追加料金150円で3杯目をおかわりする人も少なくないのだとか。
季節限定メニューも見逃せません。取材時は、明太子や甘エビ、白魚、アカニシ貝などをたっぷり乗せた「福太郎の春の錦盛りボウル」(890円)が提供されていました。6月からは数量限定の「福太郎の夏の錦盛りボウル」(890円)が登場しています(終了日未定)。
季節限定メニューも、日替わり明太子と和え物めんたいは、おかわり自由。ご飯も1杯まで無料でおかわりOKです。
ほかにも「めんたいクリームパスタ」(890円)などの食事メニューが用意され、明太子を主役とした多種多様な料理を味わえます。一緒に来た友達と違うメニューを頼み、シェアしてみるのも良いですね。
食後はユニークなデザートを。こちらの「めんべいバニラ」(200円)は、福太郎の大人気商品である明太子風味のせんべい「めんべい」とバニラアイスを組み合わせた一品です。
一口食べれば、甘いバニラとしょっぱいめんべいの意外な好相性に驚くこと間違いなし!友達と一緒に盛り上がれるスイーツです。