雨が降った日や夕方など、車で運転していて困るのが「車のフロントガラス」のギラギラした乱反射。これ、じつは油膜が原因なんです。そんな油膜を、身近な物で落とす方法を紹介します。
saitaPULS編集部
車のフロントガラスが曇る原因
そもそも、なぜ車のフロントガラスは曇るのでしょうか?原因は、フロントガラスに付いた油膜。排ガスに含まれる油膜が、車で走っていると外部から飛んできて徐々にフロントガラスに付着し、やがて油膜になってしまいます。厄介なのがワイパーを動かしても、ウォッシャーを噴射しても取れない事。
そんな困ったフロントガラスの曇りは、身近な物で対策ができますよ。
今回は2種類の方法をご紹介します。
【車のフロントガラスの曇り対策その①】烏龍茶を使った方法
①ウエスに烏龍茶を染み込ませます。
②フロントガラスを烏龍茶がついたウエスで拭きます。
「烏龍茶」には油を分解し、軽い油膜ならきれいに落とす作用があります。カー用品店では、烏龍茶成分入りの油膜取りシートが販売されているくらい効果があります。
忙しかったり、雨でゆっくり手入れができないという時には、烏龍茶をかけるだけでも十分効果があるとのこと。
これからの季節、役に立ちそうですね。
【車のフロントガラスの曇り対策その②】新聞紙を使った方法
①水に新聞紙を浸して絞り、フロントガラスを拭きます。
②乾いた新聞紙で拭きます。
③乾いたウエスで仕上げ拭きをします。
「新聞紙」は繊維とインクが油膜落としに適しています。繊維が汚れを擦り落としてくれるのです。
昔から、窓ふき掃除にも新聞紙は使われていますし、新聞紙は汚れ落としに使えるんですね。
最後に乾拭きすることで、綺麗に仕上がります。
対策方法「烏龍茶」と「新聞紙」を使った感想
試してみた感想は、「烏龍茶」を使った方法はウエスで拭くので拭きやすかったです。「新聞紙」を使った方法は新聞紙で拭くので少し拭きにくいですが、仕上がりがとても綺麗になったように思います。
ということで、両方を使い、「烏龍茶」が染み込んだウエスで大まかな汚れを取って、「新聞紙」とウエスで乾拭きをして仕上げるという方法もありなのかなと思います。より綺麗になるかもしれませんね。
いかがでしたか?カー用品で曇り止めのグッズも販売されていますが、「烏龍茶」や「新聞」を使えば手軽にフロントガラスの曇り止めができますね。
汚水も大量に出ないので地球にも優しいですので、ぜひ試してみてください。
文 / S.Aiko