自分が傷ついた背景を説明する
彼が感じている不満を解消したことによって、あなたにもうつけ入られる隙はありません。
一般的に女性は感情で動く生き物ですし、理論に基づいた女性の強い感情は無敵なので、あなたが抱いた悲しいor怒りの感情がどのような背景で湧き出てきたのかを彼に伝えましょう。
先ほどの例であれば、「私は毎日20時に仕事から帰ってくるから、あなたが帰ってくる23時ごろまでの間の3時間を一切連絡がない状態で待っていたの。どうしても家にひとりでいるとあなたが何しているのか気になってしまい、だんだん不安になって、もしかしたら浮気しているんじゃないかってところまで思いつめてしまったの」といったところ。
男性は全体の要素を把握しない限り、自分の見えているものがすべてだと思ってしまいがちです。
このように伝えることで、彼を「自分が仕事で忙しいのになぜ彼女は心配なんかするんだ」という気持ちから、「自分が仕事をしている姿を彼女は見ているわけではないし、連絡がなかったから心配になってしまったのか」と彼女の気持ちを理解するフェーズに入らせることができます。
どの程度自分が傷ついたか説明する
自分が傷ついた背景を説明したあとは、あなたがどの程度悲しんだかを彼に伝えます。
怒りを一気に放つことを我慢し、ここまで感情という切り札をためておくことで、男性が感じるダメージは最大まで膨れ上がります。
特に女性を泣かせてしまったという事実はよっぽど鈍感な男性以外は胸にくるものになります。
先ほどの例で言うならば、「不安が募りすぎてひとりで寝室で泣いてたの」のような言葉を伝えると、男性は「自分では大した問題でないと思っていたことがどれだけ相手に負担をかけていたのか」を理論づけて理解できるため、素直に自分の非を認めることができるようになります。
この流れをしっかりと守ればきっと彼は自主的に誠意のある謝罪をしてくれるでしょう。
彼氏との口喧嘩で注意すべきこと
口喧嘩で勝つ方法を今回は紹介しましたが、カップルの口喧嘩の目指すべき着地点は「仲直りをすること」。
その上で絶対にしてはいけないこともあります。続いては「彼氏との口喧嘩で注意すべきこと」を説明します。
怒っている原因は説明する
生まれたときからDNAに組み込まれているんかってくらい女性が口を揃えて言う、「なんで怒ってるかわからないの!?」という言葉。
あれ、本当に男性はわかってないんです。ほんっとうに、わからないんです。許してください。
「なぜ怒っているんでしょうかクイズ」はマジで需要がないやつなので今すぐ企画会議から下ろしてください。
以前解決したはずの問題はぶり返さない
男性がもっとも嫌うことのひとつは「過去の話をぶり返されること」です。
以前解決したはずの問題を出されて「そもそもこの前の〜〜も嫌だったんだからね!」などと感情論でぶつかられるともう喧嘩自体に嫌気がさしてしまいます。
「この子とは話が通じない」と思われてしまうと2人の関係にあっさりと亀裂が入ってしまうので、すでに解決した問題はぶり返さないようにしましょう。