非常食を収納するときのポイント1
一か所にまとめて収納するとしても、在庫数と賞味期限の点検が必要です。また、何か所かに分けてストックする分散収納の場合には、特に注意しておきたいことがあります。
キッチンにある食品ストックの収納庫。よく使う食品が入っている
何処に何があるか分からない状態でしまっていると、非常時に慌てることになります。
まずは、日ごろからきちんと整理しておくことが肝心。見つけやすくて、出し入れしやすいというのが基本です。たとえば、種類別に収納ケースにまとめておくことと、入れ物には持ち手がついていること、そして目線の高さにあって無理なく取り出せるようにします。
家族のために、もう1つやっておきたいしまい方があります。
非常食を収納するときのポイント2
誰が見てもひと目で分かるようにするために、入れ物にはラベルを貼っておきます。仮に親が不在であっても、子どもたちで食べられるようにしておくことが欠かせないとのことです。
「お手伝いの一環として子どもに食材を取り出してらうと、場所も覚えてもらうのにも役立ち、子どもだけで収納場所から取り出せるかどうかも確認もできる」と、澁川さんは言います。また、ラベルには必要数を書いておくと、補充する目安になります。
賞味期限が読みにくい食品には、マジックで大きく記入しておくとよい
ふだんから使っている食品は、使ったら補充するといったペースがつかみやすいのですが、非常用のものは賞味期限が長いだけに、うっかりすると期限切れに。そんな油断をなくすために、点検日をつくっておくのがおすすめだそうです。
「たとえば、3月11日あるいは1月17日、9月1日といった日にちを決めて、非常食品や持ち出し袋の中身をチェック。期限切れになる前に消費して、新しいものに入れ替えておくと安心ですよ」と澁川さん。
また、「家族がどの食品が好きなのか?缶詰や乾物など、ふだんの献立に使って食べ比べをしてもらうと、食べなれた食品を上手に選んでストックできます」とのこと。非常時の備えは特別なことではなく、今すぐにできることばかりです。
取材協力
澁川真希さん(整理収納アドバイザー)
冊子「整理収納のプロが考えた減災への備え」(300円)を使った、減災整理セミナーを開催中。
詳細はCOMFORT STYLE http://www.comfort-s.jp/
電話03-5875-6837(受付/平日9:00~18:00)
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