(4)言いたいことを我慢しない
・「言いたいことが言えて必要なときはちゃんと謝れたらいい。いつでも笑っていられるような関係」(30歳/医療専門職)
以心伝心もいいですが、こちらの意見のように言いたいことははっきり言葉にできる関係が望ましいとされるパターンもあります。
コミュニケーションには、言葉にしなくても雰囲気で伝わること、言葉にしないと伝わらないことの2つがあります。
言いにくいことだったとしてもきちんと話し合えるカップルは、きっと2人でどんな困難でも乗り越えていけるのでしょう。
(5)友だちのような関係性
昔は男性がリードすることを求めるケースが多かったですが、今は同じ目線で友だちのようなリラックスした距離感を望む女性も多い様子。
・「友だちみたいになんでも話せるカップル。話したいときにはLINEから電話に切り替えてしっかり声を聞いて話せるような関係性がいいと思う」(26歳・映像音響スタッフ)
・「笑いあり、ケンカありの素でいられる関係が理想。友人に談笑もケンカもできるカップルがいて、『馬鹿だなー』とか言い合っていても愛情があるのがわかっていいなと思った」(31歳・人材派遣業)
時にはドキドキできる恋人関係、時にはなんでも話せてバカみたいに笑い合える友だちのような関係。そんないい意味で二面性のあるカップルの絆はきっと強いはずです。
(6)お互いが自立している
お互いが自立しているからこそ、カップルの関係性は長続きするのかもしれません。アンケートでは、こんな意見が。
・「お互いが自立していて思いやりがある、必要以上にベタべタしないカップル」(27歳/福祉関連事務職)
・「しっかりと相手を思っているけれど、相手に依存したり、粘着しすぎたりせず、お互いに自立しているカップル」(32歳・販売職)
自分の人生を大切にし、自分の足で生きている人は魅力的。
もちろん依存関係が結びつきを生むこともありますが、それは短期的なもの。ずっと続くカップルは、お互いが相手に寄りかかりすぎない距離感なのでしょう。
(7)相手へのリスペクトがある
最後にあげる特徴はお互いを尊重し合える関係が理想という意見です。これは多くの女性が重視していた特徴です。
・「お互い相手を思いやる気持ちを持っている。自分の意見を一方的に押しつけない。どんな小さなことでも感謝の気持ちを伝え合える関係」(25歳/食品メーカー勤務)
・「お互いを尊重し合って過ごすことができるカップル。そういうカップルは雰囲気が穏やかでやさしい口調で話したり、時にはからかったりもできて理想です」(29歳/医療専門職)
じゃれ合いの中に、きちんと相手へのリスペクトがあるのは大事なこと。
カップルの理想像としてお互いを思いやれることをベストとしている女性が非常に多いことがアンケートからわかりました。
理想のカップルはコミュニケーションがカギ!
理想のカップルについて、現代のアラサー女性がどのようなものを想像しているか解説してきました。
筆者が感じたのは「コミュニケーションの取り方を大切にしているカップルがみんなの理想」ということ。コミュニケーションといってもただ言葉数を多くするだけではなく、状況に応じて空気感や距離感を変えられるカップルの雰囲気にあこがれる女性が多いようです。
そんなやりとりは結果として相手を尊重することにつながり、理想の関係へと結びつくはず。彼とずっと一緒にいるために、みなさんも理想のカップルの特徴を参考にしてみてくださいね。