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「嫉妬しない人」が絶対しないこと

嫉妬とは独占欲や劣等感によって生まれる感情。特に恋愛の場面でこれに悩まされる人は多いはず。では、嫉妬しない方法はあるのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんが「嫉妬したくない!」と思う女性たちへアドバイスを贈ります。

小日向るり子

嫉妬している自分を感じたとき、嫌な気持ちになる人がほとんどのはず。では、なぜ人は嫉妬するのでしょうか。

それは他人と比べるからです。

極端にいえば世界に人間が自分ひとりであれば「嫉妬」という感情はなくなるわけですが、それは現実として不可能ですよね。

したがって、私たちはそれとうまく付き合っていくしかありません。

今回は、この厄介な嫉妬感情の中でも特に、恋愛の場面における嫉妬について、対処法を解説していきたいと思います。

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人はなぜ嫉妬する? 嫉妬の正体とは

人が嫉妬をする心理は大きく分けて3つあります。

(1)独占欲

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恋愛における嫉妬の中でもっとも大きな感情が、この「彼の愛情をすべて独占したい」という独占欲です。

自分の独占状態を脅かす存在が出てくると不安になり、その存在を排除したいと思うようになります。

たとえば、彼がまだ元カノと連絡を取っていると知り、「もしかしたら元カノに気持ちがあるのではないか」という疑念が出てきたとします。

次第にそれはエスカレートし、「彼が復縁するつもりではないか」と不安になり、彼と元カノが連絡を取れない状態にしたいと思うようになります。

これが独占欲による嫉妬の例です。

(2)劣等感

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(1)で挙げた元カノをまた例にします。あなたが偶然に彼の元カノの画像を見てしまったところ、その女性が自分よりかわいかったり、美人だったりしたらどうでしょう。

そのときに感じる「悔しさ」は嫉妬感情のひとつです。

この場合、もしもその女性がすでに亡くなっていたとしたら復縁の可能性はないわけですが、それでも嫉妬を感じるのは「彼から愛された」という同じ状況の「容姿」という側面で自分のほうが劣っているという劣等感を抱くからです。

特に負けず嫌いな人は、この感情が強い傾向にあります。

(3)諦め

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ここで指す諦めとは「自分が絶対に敵わない存在に対する敗北感」です。

たとえば彼の母親や彼がかわいがっているペット。彼がそこに抱く愛情は恋愛感情ではなく家族愛ですから、飽きる・冷めるがありません。

家族愛と恋愛は比較するものではないのですが、愛情という括りで見ると同じです。それゆえに、割り切れない諦めがあってモヤモヤしてしまうのです。

嫉妬しない人はズバリ「割り切れる人」

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ずばり嫉妬しない人は「割り切りができる人」です。

これは自分の問題と相手の問題をごちゃ混ぜにしないということ。

たとえば彼と元カノの頻繁な連絡のやり取りが発覚した件を例にすると、それを知ったあなたは不快になったので「嫌だから連絡はとらないでほしい」と彼に伝えますよね。そして、彼は「もう連絡は取らない」と約束したとします。ここまでが“2人の問題”です。

でも、その後に約束を破って連絡を取るか、約束を守るかは“彼の問題”なのです。

「まだ連絡を取っていたらどうしよう」と不安になり、彼や元カノのSNSを何度もチェックしたり、元カノの連絡先を突き止めて釘をさしたり、彼の携帯をこっそりのぞいたりしたら、これは彼の問題を自分の中に再度取り込んでしまっているということです。

嫉妬をしない人はこのようなことをしません。

嫉妬しないための5つの方法

では、具体的にこの「割り切りスキル」をどう身に着けたらよいのか。ここでは、恋愛の場面で嫉妬しないための5つの方法を紹介します。

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