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固めがトレンド。「昔ながらのプリン」の上手な作り方

ボウルに全卵ときび砂糖の2/3を入れ、泡だて器で軽くほぐします。

ここでは泡立てる必要はありません。逆に泡立てると空気が入り、大きなすができる原因にもなるので、あくまでほぐす程度で十分です。

Photo by muccinpurin
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小鍋に牛乳ときび砂糖の1/3、種をしごいたバニラビーンズ(またはバニラエキス)を入れて中火にかけ、軽くゆすりながら砂糖を溶かします。鍋肌がふつふつとしてきたら火から下ろします。

牛乳に砂糖を加えることで、牛乳の表面に膜が張るのを防ぐ効果があります。沸騰させるとたんぱく質が固まったり、蒸発して牛乳の総量が変わってくるので、沸騰させないように注意してくださいね。

※茶色く見えるのはバニラビーンズの種についた粘膜です。

Photo by muccinpurin
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ほぐした卵に牛乳を少しずつ加えて混ぜます。

一度に加えると卵が固まってしまうので、混ぜながら少しずつ加えてくださいね。

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目の細かい網で2回濾してなめらかに仕上げます。ここであまり冷めないうちに型に流して焼いてください。

プリン液が冷めると時間通り焼いても固まらないことがあります。その場合は焼き時間を長くして様子を見てくださいね。

Photo by muccinpurin
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プリンカップに均等に5等分して流し入れ、ひとつずつアルミ箔で表面を覆います。表面に泡が浮いてしまったら、キッチンペーパーで吸って取り除いてください。

深めのバットにプリンカップを並べ、お湯を注ぎます。熱湯ではなく、50度くらいが理想なので、材料の計量とともに準備しておくとちょうどいい温度になると思います。

Photo by muccinpurin
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170度に予熱したオーブンを160度に下げ、中段で30~40分蒸し焼きにします。

※湯煎型のサイズの関係で4個だけ並べています。

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プリンの中心までしっかりと固まっていることを確認し、オーブンから出します。カップごと揺らして中心がまだやわらかければ、焼き時間を延長してください。

焼きあがったらそのまま冷まします。熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やして完成です。

型から外す方法

ふちをぐるりと一周指で押さえて隙間を作り、プリンカップの底を30秒ほどお湯につけてカラメルを溶かします。

プリンカップを傾けてみて、カラメルソースが染み出てくれば型からきれいに外れたサイン。お皿をかぶせて一気に裏返してみてください。

カップの底に残ったカラメルは、再びお湯につければ溶けます。お皿に流せば、喫茶店のようなたっぷりのカラメルソースが楽しめますよ。

たっぷりのクリームとさくらんぼで仕上げ♪

Photo by muccinpurin
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型から外したプリンは、揺らぐことない固さで凛々しいお姿。このままずっと見ていたい美しさですね……。

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トップにたっぷりのクリームをのせ、真っ赤なさくらんぼで仕上げました。

濃い目に焦がしたカラメルのほろ苦さと卵の香りが、ひと口ごとに懐かしさを感じさせてくれます。

Photo by muccinpurin
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スプーンを入れてみると、しっかりと固まっているのがわかりますね。固め好きにはたまらない眺めです。

Photo by muccinpurin
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カラメルの焦がし加減やプリン液の砂糖の量を変えれば、自分好みのプリンに仕上がりますよ。

焼き時間によって固さも多少変わってくるので、ご自宅のオーブンとしっかりと向き合って、ベストな焼き加減を見極めてくださいね。

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