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固めがトレンド。「昔ながらのプリン」の上手な作り方

上手に作るコツは…

使う容器で仕上がりが違う

Photo by muccinpurin
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なめらかプリンを作るコツは、ゆっくりと火を通すこと。だから熱伝導の穏やかな陶器や耐熱ガラスのプリン型でじっくりと火を入れていきます。

一方で固めプリンは、固く仕上げたいので、少々熱の通りが急激でも問題ありません。今回はあえてアルミのプリンカップを使っています。陶器やガラスのカップしかない場合、焼き時間を延ばして調整してみてください。

また、レシピより小さなプリン型で焼く場合は、焼き時間が短くて済むこともあります。型の材質や容量によって焼き時間を調整してくださいね。今回使用したプリンカップは、アルミ製の#6。擦りきりいっぱいまで水を入れると120cc入ります。

固めプリンに “す” はつきもの!?

固めプリンは通常のプリンよりも卵の割合が多く、プリンでは御法度とされる “す” が立ちやすい配合になっています。ましてや熱伝導のいいアルミ製のプリンカップを使えば、なおのことすが目立ってきます。

とはいえ、この仕上がりが荒い感じも、昔懐かしい固めプリンの魅力。ビジュアルにとらわれず、固めの食感を楽しんでくださいね。

すべての材料を常温に戻す

Photo by muccinpurin
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卵と牛乳は使う前にかならず室温に戻します。

冷たい牛乳を火にかけると沸騰に時間がかかり、わずかですが蒸発する量も増えます。卵が冷たいと温めた牛乳との温度差が激しく、こちらも好ましくありません。

固めプリン万歳……!!

Photo by muccinpurin
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昔懐かしい固めプリンの作り方をご紹介しました。卵と牛乳、砂糖の分量を変えるだけで固めにもなめらかにもなるプリン。食感の違いでこうも味わいが変わり、私たちを魅了するプリンはやはり偉大です。

少ない材料で簡単にできるので、夏休みに実験感覚で作ってみるのも面白そうですね。自分で作ったプリンの味は格別ですよ!

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