ピーコック魔法瓶工業から発売されている「アイスパックシリーズ」をご存じですか?“持ち運べる氷のう”として、SNSを中心に話題を集めているんです。本記事では商品の特徴や使用方法などを詳しく解説。実際に使ってみた感想もお届けしますよ。2025年8月15日 更新
“持ち運べる氷のう”が話題。人気すぎて品薄状態
年々気温が上昇している日本の夏。外出時の暑さ対策はもはや欠かせませんよね。
そんななか、SNSで話題になっているのがピーコック魔法瓶工業の「アイスパックシリーズ」。氷のうをスタイリッシュに持ち運べる新発想が注目を呼び、品薄状態になるほど人気を集めています。
本記事ではメーカー担当者に聞いた商品の特徴や開発秘話、使用方法などを詳しく解説。実際に使ってみた感想もお届けしますよ。
ピーコック魔法瓶工業「アイスパックシリーズ」
ピーコック魔法瓶工業の「アイスパックシリーズ」は、魔法瓶構造になった“持ち運べる氷のう”。
内側の氷のうは、やわらかくてお手入れも簡単なシリコーンゴム製。外側のホルダーは真空断熱構造になっていて、氷のうをしっかりと保冷してくれます。
なんと最大約16時間も0℃をキープ*するというから驚きです。(*「ABB-16」の場合)
氷のうは手で簡単に取り出せるようになっており……。
首や脇、腕などに当てて、ピンポイントで体をクールダウンできる仕様。シリコーン製なので肌触りがよく、汗がついてもさっと洗えるのが嬉しいポイントですよ。
「アイスパックシリーズ」が誕生したきっかけは?
氷のうを持ち運ぶという新発想は、一体どのように生まれたのでしょうか?開発秘話をメーカー担当者に伺ったところ、そのきっかけは思わぬところにあったそう。
ゴルフ好きの社長が、夏のプレー中に氷のうの冷たさが持続しないことに着目。自社の魔法瓶水筒に氷のうを入れて使った体験がヒントとなり、「アイスパックシリーズ」の開発がスタートしたといいます。
発売当初はあまり売れなかったが…。いまや大ヒット!
社長のひらめきにより誕生した「アイスパックシリーズ」。実は発売当初はあまり売れ行きがよくなかったのだそうです。
ところが2023年の夏、北海道の主婦によるSNS投稿が話題となり、一気に注目度が上昇。メディアに取り上げられたことも相まって、いまやシリーズ累計出荷数60万本*を突破する大ヒット商品となりました。(*2021年4月〜2025年6月までのシリーズ累計出荷数量)
実際に使っている人たちの口コミも上々。使い勝手のよさが伺えます。
口コミ・SNSの反応
ピンポイントで冷やせて気持ちがいい
冷たさが長持ちする!
軽くてコンパクト。持ち運びやすい
夏の必需品
文科省推薦グッズにしてほしい
商品ラインアップと使い分け方
「アイスパックシリーズ」には4つの種類がラインアップ。なかでも特に売れ筋なのが、レギュラーサイズの「ミニアイスパック(ABB-16)」です。
下校時まで冷たさが長持ちするため、子どもの通学用として人気を集めています。
ちょっとしたお出かけにぴったりなのが、画像左側の「ミニアイスパックポケット(ABB-S07)」。手のひらにおさまるサイズなので、ポケットや小さなカバンにもすっぽりと入ります。
画像右側の「アイスパック シリコーン氷のうタイプ(ABB-L30)」は、冷たさがより長持ちするラージサイズ。アウトドアや長時間のお出かけ時に役立つほか、買い物時の保冷剤代わりにも便利です。
ほかにもスポーツ時のアイシングや熱冷ましに重宝する、「アイスパック 袋氷のうタイプ(ABC-50)」もラインアップしていますよ。