「MAQUIA」9月号では、眉コンプレックスを捨て去る秘訣を神崎 恵さんと高橋里帆さんが徹底解説。今回は、優しい美人眉になりたい、小顔に見せたい、華やかになりたい。そんな贅沢願望も簡単に叶えるテクを披露します。
美容家
神崎 恵さん
美容家として多くのメディアで活動・執筆しながら、自身のアトリエmnuitでは眉レッスンも実施。眉に悩む女性の駆け込み寺と評判。
「眉はもっと自由に楽しんだほうがいいと思います。基本の眉を押さえれば、バリエーションをいろいろと遊べるはず。ひとつのきれいに固執しないで、眉で変われる自分を楽しんで。」
ヘア&メイクアップアーティスト
高橋里帆さん
キュートもナチュラルもモードも自在、洗練されたセンスとテクで女優やモデルから絶大な信頼が。多彩に表情を操る眉テクの宝庫。
「眉毛って、色、太さ、 角度、長さ、どれかひとつをちょっと変えるだけで全体の雰囲気が変わります。みんな眉を後回しにするけれど、目や唇と同じように力を入れてほしいな。」
Q 眉を変えて小顔に見せたい!
高橋里帆さん
A 「ちょい太・ちょい長眉で顔の余白を埋めつつ、アイブロウシャドウで立体的に」
「眉下にパレット下のシェーディング色をふわっと入れると、描いた感なく自然な陰影が出て、立体感のある小顔印象になります」
一番下の淡いベージュを眉下にひとはけ。ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-4¥1100(編集部調べ)/カネボウ化粧品
Q 眉色は髪に合わせるべき?
高橋里帆さん
A 「全く同じ色は危険。髪がすごく明るい色なら、眉はちょっとだけ暗めに。黒髪のようにダークな人は、眉はそれよりやや明るめにするのがいいですね」
神崎 恵さん
A 「髪色が暗めの人は一段明るく、明るめの人はトーンを落とすと自然になじみます。これを基本に、カーキや赤み系の色に挑戦するとより眉メイクが楽しく!」
Q 眉毛と目の間のスペースが広すぎる
高橋里帆さん
A 「眉下ラインを足すべし」
「眉の下側を足すのが一番。眉頭なら1mm、眉山下なら2mmぐらいまでを目安に。上で紹介したシェーディングをひとはけしてから1ラインずつ足していって」
Q アーチ型の眉を平行眉にしたい
神崎 恵さん
A 「マツキヨのベビー綿棒を使って平行ラインをイメトレ」
ベビー綿棒2本で眉の上側と下側を平行に挟む。その内側の肌の色の部分を埋めると平行眉に。
綿棒のラインをペンシルに置き換えるとこんな感じ。この内側の眉のない部分を描けばOK。