船の夢は、夢を見た人の人生そのものを象徴するといわれています。船に乗る、沈没する、船旅に出る……。さまざまな船の夢の暗示を、占い師の伊藤マーリンさんに状況別で占ってもらいました。
伊藤マーリン(占術家)
私たちが見る夢は心の奥底に潜む希望や不安、恐れなどを反映しています。
今回は「船の夢」をテーマに、夢の意味を紐解きます。
船といってもいろいろな種類があり、連想するイメージもさまざまですが、実際はどんな意味があるのでしょうか? 夢の意味が気になる方は、早速チェックしましょう。
船の夢が象徴するのは「人生そのもの」
夢の中の船は、夢を見た人の人生を象徴しています。
船の大きさが暗示するものは?
夢に登場した船が客船のように大きいものなら、安定した人生を送ることができる兆しです。
逆に、ボートのように小さい船なら、アップダウンのある不安定な人生になる暗示です。そのため、夢に出てきた船のサイズが大きければ、船の夢は吉夢といえるでしょう。
船がいる場所が暗示するものは?
また、船がいる場所や環境によって、夢の意味が変わります。
船が海や川にいる場合
船が海や川にいる夢は、水面が穏やかで水がきれいな状態なら、安定した平和な人生を示す吉夢です。順調に目標を達成することができるでしょう。
逆に、水面が荒れていたり、水が濁ったりしている状態なら、不安定な人生になることを暗示しています。トラブルが続いたり、邪魔が入ったりして、なかなか思い通りに進まない可能性があります。
船が港にいる場合
船が港にいる夢は、夢を見た人の人生が安定することを表しています。
大きな船が大きな港にいるなら、ダイナミックで満足できる人生を送っている証です。逆に、小さな船が小さな港にいるなら、人生が小さくまとまっている様子。実力を最大限に発揮していない可能性があります。
シチュエーション別・船の夢の意味は?
船で何をしていたかによって夢の解釈が変わります。それぞれどんな意味があるのでしょうか? パターン別に紹介しましょう。
船を見る夢の意味は「人生を振り返る」
船を見る夢の場合、夢を見た人がこれまでの人生を振り返り、自分が置かれている状況を俯瞰していることを表しています。見ている船が大きければ、これまでの経験や実績に満足し、自信を持っている証。
逆に、見ている船が小さければ、これまでの人生に後悔や反省する点があり、現状にあまり満足していないことを示しています。
船に乗る夢の意味は「人生の新しい一歩を踏み出す」
船に乗る夢は、夢を見た人が人生の新しい一歩を踏み出すことを表しています。就職、転職、結婚、独立、引越しなど、人生のターニングポイントを迎え、これまでとはちがう場所や環境で新しい人生がスタートする予兆があります。
船に乗るとき、意気揚々と明るい気分なら、未来に希望を抱いていて、これから起こることへの期待が大きいことを表しています。逆に、暗く悲しい気持ちなら、未来に不安や恐れを感じている暗示です。
船から降りる夢の意味は「生き方を変える」
船から降りる夢は、夢を見た人が生き方を変え、これまでとはちがう人生を選択することを表しています。長く続けてきたことをいったん中止し、まったくちがうことをはじめる可能性があるでしょう。
明るい気分で船から降りる場合は、嫌なことをストップし、惰性を断ち切ることに成功する兆し。逆に、暗い気分で船から降りる場合は、今後の人生に迷いや不安が多いことを暗示しています。