夫に言ってはいけない言葉10:「結婚するんじゃなかった」
「あなたとなんか、結婚するんじゃなかった」夫は妻からの愛情の欠落を感じます
「あなたとなんか、結婚するんじゃなかった」「私の一生を返してよ」「もう離婚よ」といった、夫が弁明する余地がなく、愛情の欠落を感じさせる言葉は、本当に離婚を考えている切実な時を除いては控えることが正解です。
勢いで言ってしまったとしても、相手にとっては「そんなことを思っていたのか」と決定的な言葉として夫の記憶から消せずに後の祭りとなってしまうケースも多いのです。
□参考記事
夫に言ってはいけない言葉11:「人として最低」「生きてる資格なし」
夫婦喧嘩で生死に関わる言葉をぶつけるのは言語道断
夫婦という関係以前に、人として基本的なNGフレーズもあります。たとえば、「生死に関すること」がそのひとつ。「生きてる資格なんてない」「人間として最低。死んだほうがまし」などという、夫の存在を否定する言葉をぶつけるのは言語道断です。
強い思いはなく、勢いで口から出ただけだったとしても、受け取る側にとっては思いもよらない重みとなって残るかもしれません。一度傷つけば、それはいつまでも心に大きなしこりとなって残ります。それが言葉の重さというものです。
□参考記事
夫に言ってはいけない言葉12:「パパってダメだよねぇ」
子供の前での言葉は、父親としての顔をつぶさないように注意したいもの
基本的に夫は妻からも子供からも尊敬されたい、家族のリーダーでありたいと思っています。いくらフラットな関係の「友達夫婦」であっても、「最終的なリーダーは自分だ」と多くの男性は考えています。従って、妻が夫をけなしたり、あざけるような言動には、実は深く傷ついているのです。
特に子供の前での言葉は要注意。子供を夫婦喧嘩に巻き込んで「パパってダメだよねぇ」と父親としての顔をつぶすような言葉は避けましょう。子供が父親を尊敬しなくなり、後々の親子関係に影響が出るだけでなく、夫の妻への怒りや不満が倍増します。
≪参考記事 妻、要注意!あなたのそんなところが夫に嫌われています
夫に言ってはいけない言葉……身内の悪口も夫への禁句!
自分から持ちかけたとしても、妻から身内の悪口は言われたくないもの
「お義母さんったら……」ではじまる夫の身内に関する悪口は、夫婦喧嘩の禁句の筆頭です。たとえ、夫自身が自分の身内に責められるべき原因があることをわかっていても、他人には身内を否定されたくないものなのです。
注意したいのは夫のほうから持ちかけられた場合。「うちのオヤジ、本当に困るよな」と賛同を求められても、「前から私も、どうかしてると思ってたわ」などと同調してはいけません。大抵の場合、夫が期待しているのは「そんなことないわよ」とか「でも、お義父さんにだっていいとこあるじゃない」という妻からのフォローの言葉。「そう思ってくれているならよかった」と、内心ホッとしていることが多いのです。
もし夫が自分の身内を悪く言えば、カチンとくるし、身内を庇いたくなるはずです。親への否定は自分の存在そのものの否定と受け取られ、直接自分自身を非難されるよりも不快に思う人が多いのです。夫婦喧嘩で感情的になっていると、ついつい普段のストレスも一緒に吐き出したくなるものですが、自分に置き換えてひと呼吸置いて我慢しましょう。