日常でも防災意識は高く
9月1日は防災の日です。地震や大雨での災害が多くなってきている昨今、防災意識を高めておくことはとても大切です。非常時に慌てることのないよう、普段の生活の中でも防災対策をしておくと安心です。
今回は日常生活の中でできる防災対策の方法をご紹介します。いざというときにも落ち着いて冷静に行動できるよう、平常時にできることはやっておきましょう。
平常時にやっておきたい防災対策
①ハザードマップを確認しておく
自治体が公開しているハザードマップには、地盤が弱く地震の被害を受けやすかったり、河川が氾濫しやすいなど、災害時の危険性が高い場所が記されています。普段通る場所に危険な場所がないか確認しておきましょう。
地震や大雨などで危険が予想される場合は、危ない場所を避け、できるだけ安全な場所を通るように。また、避難所の場所も確認しておき、自宅からの避難経路も実際に歩いてみて確認しておくとベター。
②家族の集合場所・連絡手段を決めておく
外出先で災害にあったら、家族と連絡がつかなくなってしまう可能性も考えられます。その場合に備えて、家族で落ち合える集合場所や避難所を決めておきましょう。
SNSや災害用伝言ダイヤルなど、電話回線が繋がらないときの代替連絡手段も決めておくと、いざというとき安心できます。
③家具の転倒・ガラス割れを防ぐ
家具には転倒防止用のジェルマットやストッパーを取り付けて、地震で大きな揺れがあったときに倒れてこないようにしておきましょう。食器棚など観音扉の収納家具は、扉が開かないようにするストッパーも取り付けておくと中のものが飛び出しにくくなります。
家具は背の高いものより背の低いもののほうが倒れにくいです。寝る場所には背の高い家具は置かない、万が一転倒しても自分が下敷きにならないような場所に置くなどの工夫が必要です。
④防災リュックはすぐ持ち出せる場所に
入念に持ち物を厳選した防災リュックを用意しても、非難時に持ち出せなかったら本末転倒です。玄関など、すぐ家の中から持ちだせる場所に用意しておきましょう。
防災リュックは重すぎても移動するときに大変なので、中に入れるものはよく吟味して、必要なものに絞りましょう。
⑤ローリングストックをする
ローリングストックとは、食料を循環させつつ備蓄すること。賞味期限の日付の古いものから消費して、その分だけまた買いたしておきます。「防災用に」と大事にしまいこんでおくのではなく、日常生活でも消費しつつストックします。
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フリーズドライ食品やミネラルウォーターなど、毎月○日は備蓄食料を消費する日と決めてしまって、その日に消費した分だけ新しく買い足すようにしておけば、賞味期限切れになることなく食料や飲料水の備蓄ができます。