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「結婚を先延ばしにするオトコ」の本音

恋愛・結婚

「結婚は仕事が落ち着いてから」「いまは結婚のタイミングじゃない」それって本当? オンナの敵のような数々の暴言で知られるロマンチックプランナーの朧さんが、男女間の綺麗ごとに斬り込み、オトコ側のエグい本音を大暴露。夢見がちなアラサー女性のための連載「オンナの敵が教えるオトコの本音」、まだまだクレーム覚悟で、連載第5回です。

朧(ロマンチックプランナー)

マイナビウーマン読者のみなさま、
こんにちは。

マイ・ケミカル・ロマンチックプランナーの朧です。5回で終わる予定の本連載だったんですが、まさかの延長が決まってしまいました。大変申し訳ございません。なお、読者のみなさまの婚期には延長はないとのことでした。

本連載

本題へ急ぎましょう。今回は「結婚を先延ばしにするオトコの本音」について書け、というオーダーです。

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ところで、「結婚は仕事が落ち着いてから」や「いまは結婚のタイミングじゃない」のようなよくある男性の弁、そもそもこれは「結婚の先延ばし」なんでしょうか。

なにやら男のバツの悪い表情まで想像できそうな局面ですが、この手のセリフが男の口から出てくるのは「結婚を先延ばしにしている」のではなく、どちらかといえば「結婚を断るのを先延ばしにしている」と見るほうが正確です。

というのも、もし結婚に前向きであれば、「結婚のタイミングではない」のような言いかたではなく、たとえば「年末にプロジェクトが片づいたら結婚しよう」というように“具体的で前向きな回答”があるはずだからです。

単に読解力の問題かもしれませんが、女性側の“婚圧”に対する曖昧な先送りはすなわち、婉曲的にプロポーズを断られている状況です。このような失敗に陥らないためにも、まずは男性が結婚を決める3つの状況から考えましょう。

男性が結婚を決める3つの状況

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1:相手を手放したくない場合

男性のほうが結婚に積極的で、女性側が結婚について主導権を握っているパターンです。これは男性側の好意のほうが大きい状況で、女性側が結婚を先送りされているように感じる状況とは真逆になります。女性にとっての結婚は本来こうあってほしいところです。

2:相手が妊娠した場合

結婚しないと発砲されるという含みで、海外ではショットガン・マリッジと呼ばれるそうです。最近だと二世議員と美人アナウンサーの結婚が話題になっていましたが、いまや妊娠が結婚のきっかけになることは珍しくもないご時世でもあり、いよいよ煮え切らない男には検討する価値があるかもしれません。

3:なりゆき

婚期に余裕がないみなさまのお部屋はこちらになります。男性側の本音を白状すると、先ほど挙げた2つのケースをのぞけば、結婚への本音は「めんどくさい」のひと言に尽きるのが正直なところです。そういうタイプの男に控えめに“婚圧”をかけても曖昧な先送りになるのは、まあ当然の話なんです。

実は先日、こんなことがありました。

いま付き合っている男といずれは結婚したいものの、男側にそんな素振りが一切ない状況に悩むアラサー女子から相談された件

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長い見出しになりましたが、要約するとそういう話でした。一緒に仕事をしているWebディレクターの子(34)とたまたま飲む機会があったんですが、一緒にテーブルを囲む営業のおじさんがよせばいいのに最近の色恋模様について彼女に聞いてみたんです。正直、男がいたことには衝撃を受けました。

相手の男性は43歳で、ここは予想通りだったんですが、付き合って3年になるという話には驚きました。そのまま婚期を逃しがちなアラサーに典型的なパターンです。

ところが、写真を見せてもらうと相手の男は意外にもイケてる感じで、仲睦まじそうな感じも伝わってきます。もうね、テーブルを囲む全員が思いました。おまえは一体何をダラダラやっているんだ、と。これを逃したらもう先がないぞ、と。そこで急遽作戦会議です。

本音はやはり「めんどくさい」

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実は営業のおじさんもダラダラ付き合った挙げ句、40を過ぎてから結婚したクチだったんですが、当時の自分の結婚へのスタンスについて振り返って語った本音がやはり「まあ、なりゆきでいいかな」のひと言でした。仲良く付き合ってはいたものの、結婚について具体的に検討する気はビタイチなかったそうです。

実際、営業のおじさんは彼女からの年賀状に小さく記されていた「そろそろ結婚しませんか」という手書きのプロポーズさえ見落とすありさまで、数日後に相手からブチ切れられてようやく腹をくくった、との結末でした。

お分かりでしょうか。よほど熱を上げている女のひとでもなければ、だいたいの男性は結婚には積極的でないのがごくふつうの姿なんです。というのも、男性の場合は30歳をすぎたおじさんでも意外とモテたりするからです。女性にくらべると結婚までのタイムリミットが長いからですね。その有利に居直る男性のズルさを責めても仕方のない話です。

では、どうすればいいのか──?

アラサー女子の“婚圧”戦略

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