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「なんでもいいよ」と言う人の心理

(5)「ほかの人がやってくれる」という思考

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向上心に欠け、自分がなんとかしなくても、ほかの人がやってくれるだろうという都合の良い考えに逃げがちです。

自信がなく、自分にはやれる力がないとも思っているので、「なんで自分がやらないといけないの?」という思考になるのです。

主体性がなくなってしまう原因とは?

この主体性を持たなくなる背景には、どのような環境や性格が影響しているのでしょうか。「主体性がない」と言われてしまう原因をさらに深堀っていきましょう。

(1)過保護または厳格な家庭環境

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親が過保護で、なんでも先回りして手を差し伸べてしまう場合、「親がなんとかしてくれるだろう」と思うような責任感のない子に育ってしまいます。

親の考えや方針を押しつけてしまうような厳格な家庭環境である場合も「どうせ意見を言っても聞き入れてもらえないから」という理由で、子どもは考えることを放棄してしまうことがあります。

(2)否定されることへの強い恐れ

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自分で考えて発言したり行動したりしたことを、誰かに否定されて傷ついた過去があると、もう傷つきたくないという気持ちが強くなります。

誰しも傷つくことは嫌なものですが、その恐れが極度に強くなると、主体性は失われていきます。

(3)完璧主義の性格

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チャレンジをしていく中では失敗はつきものです。

それが完璧主義となると、ひとつの失敗が大きくプライドを傷つけてしまいます。

やるからには失敗できないという恐れが強くなると、自ら考えて行動を起こすことはリスクになるので、それを冒してまでやろうという気は失われてしまうのです。

(4)大人になれない精神性

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年齢的に大人になっていても、精神的には「大人になりたくない」「誰かに面倒を見てもらいたい」と思っていることがあります。

大人になるということは自分の人生の責任を自分で取るということ。責任を取りたくないという気持ちが強いと主体性がなくなってしまいます。

(5)恵まれた環境に甘んじてしまった

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まわりに強いリーダーシップを発揮する人や、責任感のあるしっかり者がいると、自分で考えなくてもなんとかなってしまうことがあります。

なんでも教えてくれるし、やってくれるからと恵まれた環境に甘んじて、自分で考えることを放棄し楽なほうを選んできてしまったケースもあるでしょう。

主体性のなさを改善する方法

さまざまな経験や成育歴が関係する「主体性」。上記で説明した原因に覚えがある人もいることでしょう。

このように育ってきた環境によって失ってしまった主体性は、再び取り戻すことはできるのか。最後に、主体性のない自分を変えるヒントを紹介します。

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