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「自信が持てない」。著名なあの人も陥る、インポスター症候群とは

ライフスタイル

「インポスター症候群」という言葉をご存じですか? 仕事などでの高評価を自分で肯定できず、「私にはそんな能力はない」「私は詐欺師なのだ」と思いこんでしまう傾向のことで、特に専門職の人や、社会的に成功した人などに多いそう。能力が高く、実際に実績を挙げているにも関わらず、このように感じてしまうのはなぜなのでしょう。今回はこの「インポスター症候群」の原因と対処法を、心理学者の平松隆円さんに教えていただきます。

平松隆円(化粧心理学者)

他人の評価を気にしない

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インポスター症候群におちいりやすい人には、「自分は他人が思っているほど有能なのではなく、いずれは他人の期待に応えられなくなるという不安」があるといわれています。つまり、他人の評価を気にしすぎているわけです。ですから、他人の評価や期待について考えることをやめましょう。

目標を高く設定しすぎない

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またインポスター症候群におちいりやすい人は、完璧主義で、目標が高すぎるといわれています。いくら努力しても満足ができるところまで達成することができず、かりに達成できたとして「運がよかったから」と考えてしまうわけです。ですから、あまりにも高い目標を設定しすぎない、というのも重要なことだと思います。

先ほどお話したように、インポスター症候群は、誰だって経験する可能性があるものです。ですが、それが慢性化してしまうのは、いいことではありません。専門家に相談するのもいいですが、まずは今お伝えした3つのポイントに注意してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

(平松隆円)

※画像はイメージです

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