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2階レベルに平屋をつくる居心地の良さを生む多方向への抜けの良さ

インテリア

73坪とゆったりとした敷地が購入できたため、伊藤さんは平屋の家をリクエスト。以前の後輩に設計を依頼してできた上がったのは、平屋が壁柱で2階レベルに持ち上げられた家だった。

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造り付けの家具が階段部分の壁も兼ねる。

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1階部分には植栽が計7カ所配されている。

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この家では玄関部分だけが1階にある。存在感のある木の階段も印象的。

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1階の眺め。壁柱の向きや壁のくりぬき具合など、建築家がスタディを重ねたことがうかがえる。

さらにまた予想外だったのは、玄関部分以外はすべて2階にあるので犬走りのような場所も含めて敷地がほぼ全面に近いかたちで有効活用できることだったという。こうして通常はその大半が建物で占められてしまう地上部分が大きく開放されて、ゴルフの練習をするときでも昼寝や読書をするときでも予想外の気持ちの良さをもたらすことに大きく寄与していることは間違いないだろう。

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敷地の奥側から見る。移動するごとに見える景色が変わるのが目に心地良い。

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手前が伊藤さんのゴルフの練習スペース。音が響くため、緑の網を2重にしている。

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通常は使われないことが多い敷地の奥の部分も活用されている。擁壁が心地の良い「囲われ感」を生んでいる。

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夏場でも涼しく、ベンチや椅子での読書が気持ちいいという。

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リビングから道路側を見る。主寝室はリビングの奥にある。

伊藤邸
設計 齋藤隆太郎/DOG
所在地 千葉県松戸市
構造 RC造+木造
規模 地上2階
延床面積 144.00㎡

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