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忙しい人こそ蒸篭が良い。選び方からお手入れまで編集部がレポート!

欲しいと思いつつ手を出せていなかった蒸篭(せいろ)。手入れが面倒そうだし選び方もわからないしと、躊躇していました。そこで今回、中華料理器具を販売する「照宝」さんに訪問。蒸篭を買って調理するところまでをレポートします。結論、ラクでおいしい蒸篭ごはんは忙しい現代女性にぴったりでした!

macaroni編集部

今回蒸篭をえらぶ人

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macaroni 編集部 企画編集ディレクター / みかりん @m_krin
ディレクター兼フードスタイリストとして、macaroniオリジナルの記事やイベントの企画を担当。台湾・タイ・ベトナムなどアジア圏のごはんが大好きで、得意料理は魯肉飯。

憧れの蒸篭を生活に取り入れたい!

こんにちは。今日はわたしのお買いものの記事…… ではなく、蒸篭(せいろ)の選び方と使い方のレポートです!

ある日、好きなアジア料理家さんの本を読んでいると、ふだんの食生活に頻繁に蒸篭が登場することに気づきました。芋を蒸してごはんの代わりにしていたり、肉料理や魚料理の付け合わせに蒸し野菜があったり。

そんな生活に憧れを抱いたものの、とにかく面倒臭がりで三日坊主のわたしには合わないと躊躇していましたが、やっぱり欲しい……!

ということで、今回蒸篭を生活に取り入れてみたら、その手軽さにびっくり。蒸篭で蒸した野菜やおかずのおいしさにも感動です。蒸篭生活に興味がある人はぜひ、参考にしてみてください。

蒸篭といえば。元町・中華街の「照宝」へ

Photo by macaroni
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今回蒸篭を買いに向かったのは中華料理器具を扱う「照宝(しょうほう)」。横浜の元町・中華街駅から徒歩3分ほどの場所です。

お店の外にも蒸篭がずらり。わくわくします。

何でも答えてくれる店長、永井さん

Photo by macaroni
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店長の永井さん

今回お話を聞かせてくれたのは、蒸篭を手にポーズを取ってくれた店長の永井さん。

「わからないことはなんでも聞いてくださいね。……無視しますから」

と、突然のボケに戸惑いましたが、優しく蒸篭えらびに付き合ってくれました。

蒸篭の素材とサイズはどう決める?

Photo by macaroni
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蒸篭の素材は大きく分けて4つ、杉、竹、白木(しらき)、檜(ひのき)。杉は2種類あり、普通の杉と、耐久性のいい杉上製があります。すベて中国で作られていますが、この中で檜だけは日本でしかとれない素材のため、少し値が張ります。

初めて蒸篭を買う人におすすめなのは「杉」がおすすめだそう。ちなみに杉は小さな15cmサイズで550円(税抜)と、いちばんお手頃な価格。もちろんしっかり作られているので、初めて買った杉を使い続けるもよし、途中で好みの素材に買い換えるのもありですね。

照宝で買った蒸篭は、お店へ持っていけばいつでもメンテナンスしてもらえるので、万が一留め具が取れたり持ち手が外れたりしても安心です。

Photo by macaroni
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大きな蒸篭は皿ごと調理に便利

大きさは15cm、18cm、21cm…… と3cmごとに用意されていて、最大で60cmにもなるんだとか(ホテルや大きな飲食店で使われるそう)。

家庭用で人気なのは18〜21cmで、どれも深さは4cmほど。おすすめの「杉」の蒸篭だけは5cmの深さで作られていて、大きな肉まんにも使えたり、使い勝手がいいように作られているそうです。

茶碗蒸しをする場合は深めタイプ。お皿ごと料理を蒸す場合は27cm以上のもの。など、用途によってアドバイスをしてくれました。

作りたい料理やシーンを考えると決めやすい

Photo by macaroni
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今回わたしの希望は3つ。平日の夜用に「1〜2人分の蒸し野菜を作りたい」、友人を呼んだ日のために「4〜6人分の肉まんや焼売を作りたい」、見栄えと一度に作れる量を考えて「同じサイズで2段欲しい」ということです。

飲茶で出てくるような15cmサイズもかわいいのですが、やはりちょっと小さい。蒸し野菜はたくさん食べたいし、いっしょに魚や肉も蒸せる大きさがあれば他にもう一品作らなくてもいいし便利そう。

ということで、杉素材の21cmサイズを2段購入することに。21cm用のフタもつけて、2,664円(税抜)でした。

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