バスクチーズケーキなのに真っ黒…じゃない!?

セブン-イレブンの「バスクチーズケーキ」がテレビやSNSで話題をあつめています。
真っ黒な見た目がバスクチーズケーキの特徴ですが、どうやら見た目は真っ黒……じゃない様子。ところが、パッケージには “セブン-イレブン史上最高においしいチーズケーキ” の文字が。これはお味が気になりますよね……。さっそく試食してみました♪
セブン史上最高においしい「バスクチーズケーキ」

「セブ-ンイレブン バスクチーズケーキ」257円(税込)
インパクト抜群の真っ黒な見た目と、とろりとした口どけのよさが特徴のバスクチーズケーキ。スペインのバスク地方で生まれたチーズケーキは、その印象的な見た目で日本でも爆発的なヒットを飛ばしました。
カフェやレストランをはじめ、コンビニ各社でもバスクチーズケーキを発売し、ローソンから発売された「バスチー」のヒットは記憶に新しいですよね。
ところが今回発売されたセブン-イレブンの商品は、見た目は真っ黒どころか、むしろおいしそうなきつね色。いわゆるバスクチーズケーキを求めてお店に向かった筆者は、見つけた瞬間ちょっぴり拍子抜けしてしまいました。

パッケージから出してみると、ますますおいしそうなきつね色。自分でチーズケーキを焼いたとしたら、「大成功! 」とうれしくなるような色です。
それほど大きくありませんが、しっかりとした厚みがあって食べ応えはありそう。ずっしりと重みもあります。
材料を見てみると、チーズ、クリーム、砂糖、卵、牛乳……と、普通のバスクチーズケーキとほとんど同じものが使われていますね。

バスクチーズケーキは、粉をほとんど使わないで作るのが特徴で、中心を半生に仕上げるために高温で焼くことから表面の真っ黒な焦げ色が生まれます。バスク風のものさしで測るならば、セブンのチーズケーキは、かなりの美白といえそうです。
カットするときのナイフが入るスピードがとてもゆっくりなことから、生地の濃密さが伝わってきます。中心のとろ~りこそないものの、ケーキの中心はなめらかなとろけるような口どけです。これは、濃厚でなかなかおいしい!

チーズの本場・フランス産のクリームチーズを使用していて、そのおかげかとても濃厚なコクを感じます。やはり、クリームチーズはチーズケーキの主役ですからね!
セブン-イレブンで通常販売されているニューヨークチーズケーキと比べると、ねっとりとした食感が楽しめます。ただ、バスクチーズケーキらしい表面のほろ苦さや、中心のとろ~りを楽しみにしている人は、若干がっかりしてしまうかもしれません。