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満腹刑事の食べ歩き捜査線。神石高原編 その1

【「逃亡料理人ワタナベ」コラボ企画】捜査の基本は、とにかく足。捜査のプロが、美食の捜査線を歩きまわり、最前線で食べまくる。広島県神石高原町で出会ったのは、神石牛というブランド牛と長い歴史の中で愛され続けるこんにゃく。今回もうまいものをたくさん見つけてきた。

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グルメ
Photo by 逃亡料理人ワタナベ

帝釈峡 神龍湖(たいしゃくきょう しんりゅうこ)

ワタナベを追いかけ、広島県神石高原町(じんせきこうげんちょう)へとやってきた。
広島県福山市の北に位置する、鉄道もない高原の町。
たどり着くには、福山駅からバスやタクシーなど車での交通手段しかない。
ワタナベはなんのためにこの町に来たのか?

いや、そんなことより、ここは俺にとっても初めての場所だ。
どんなうまいグルメがあるのだろうか?
知らない土地には、必ず発見の喜びがある!
うずうずしてきたぞ。さっそく調査だ!
以下、詳細は捜査資料を確認してくれ!

神石牛ラーメン「ラーメン・中華 丈」

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

地元刑事に紹介されたのは、「丈(たけ)」という町中華。外観は地方にあるドライブイン・ラーメン屋といった風情。店内は思ったより広いが、昼時ということもあり満席状態だった。ただしやはり入れ替わりの回転は早い。少々待って地元刑事と共に席に着いた。

カウンター内の厨房では、コワモテ風な店主やガタイの良い店員が、テキパキと鍋を振っている。「初めての町中華ではチャーハンを頼む」がモットーなのだが、ホワイトボードの数量限定メニューが目に入ってしまった。

Photo by 逃亡料理人ワタナベ
Photo by 逃亡料理人ワタナベ

なに?神石牛ラーメンだと!? 地元刑事に話を聞くと、神石牛はこの町のブランド牛だという。

牛は淡路島でかなり食したのだが、俺としたことが、ひとつやり残していたと気づく。カレーに気をとられ、牛を使った麺は食べていないのだ。さらに、どの土地でも麺は食べずじまいだったと思い返す。

よし、決まりだな。今回はチャーハンではなく、この神石牛ラーメンだ。

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

神石牛ラーメン

店の雰囲気から背脂多めとか二郎系のラーメンなどを想像していたのだが、予想外に美しく澄んだ淡麗のスープがやってきた。うまいんだよな、こういう昔ながらの醤油ベースの中華そば。

名前に冠した神石牛は、煮豚ならぬ煮神石牛のトッピングとして、青ネギと共にどっさりと盛り付けられている。期待値が高まってきたぞ、久々のラーメン!

では、スープからいただくとしよう。お、これは尾道ラーメンの系譜か!尾道風だが、イリコなどの魚類系は使わず、豚・鶏の肉系だしと昆布・しいたけなどのだしでまとめた、あっさり系の醤油ラーメン。非常にあっさりとしていて、全くくどさがない。しかも、あっさりしながら、コクがある。うまい。スープ全部、軽く飲み切ってしまえるヤツだ。

Photo by 逃亡料理人ワタナベ

どれどれ麺との相性はいかがなもんか?麺は中細麺。あっさり淡麗な尾道スープとよく絡み、すすれば絶妙な量のスープを口中に引き連れてくる。もう一口、もう一口とすすり続けてしまう欲求を止められない。

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