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知ってる?自分の‟和の伝統色”!12ヶ月の誕生色と、その美しい意味

6月の誕生色:憧葛(あこがれかずら)

和名:憧葛(あこがれかずら)

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6月の誕生色の和名は「憧葛」、しっとりと濡れたような雰囲気の、静かな緑色のことです。この名前のテーマは、雨景色の中で見る葛の葉の色。水に打たれた緑は艶やかに輝いて、何とも趣深い情景を作り出します。

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7月の誕生色:咲初小藤(さきそめこふじ)

和名:咲初小藤(さきそめこふじ)

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7月の誕生色の和名は「咲初小藤」、透き通るほどに淡い紫色のことです。こちらは初夏の日差しに煙る紫露草の色で、梅雨の終わりを示しています。太陽の白い光を混ぜてできたような、爽やかな風味を感じる色ですね。

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8月の誕生色:夢見昼顔(ゆめみひるがお)

和名:夢見昼顔(ゆめみひるがお)

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8月の誕生色の和名は「夢見昼顔」、落ち着いた中にも華やかな風情のある、赤紫色のことです。炙られるような日差しの下、いっそいじらしいほど上を向く昼顔は、夏盛りのまぶしい光に何を夢見ているのでしょうか。

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9月の誕生色:恋路十六夜(こいじいざよい)

和名:恋路十六夜(こいじいざよい)

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9月の誕生色の和名は「恋路十六夜」、夜の色を煮詰めたごとく、濃厚な紺色のことです。十六夜の月は十五夜に比べ、少しためらいを見せるようにゆっくりと上がります。まるで、恋を知って迷う人のようですね。

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10月の誕生色:想紫苑(おもわれしおん)

和名:想紫苑(おもわれしおん)

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10月の誕生色の和名は「想紫苑」、甘さを品良く匂わせる、青が少し入った紫色のことです。野を一面に彩る紫苑の色、そして桔梗の色とも。風が彼らを揺らす度、夏は遠のき、秋はそっと深味を帯びていきます。

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11月の誕生色:恋染紅葉(こいそめもみじ)

和名:恋染紅葉(こいそめもみじ)

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11月の誕生色の和名は「恋染紅葉」、ぽっと火に照らされたように、鮮やかに赤い色のことです。元となったのは、晩秋の山々を朱に染め上げる紅葉たち。その温もりの色は、迫る寒さに縮こまった心を解いてくれます。

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