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行きたくない結婚式を断る「自然な理由」

ライフスタイル

お金の問題や独身コンプレックスなど、結婚式に行きたくないと思う瞬間はさまざまあります。では、友達や同僚を傷つけない断り方って? コラムニストのヨダエリさんが行きたくない結婚式を断る「自然な理由」を解説します。

ヨダエリ(コラムニスト)

笑顔で祝えるなら「行く」

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人それぞれ判断基準はあると思いますが、私の考えはこうです。当日、笑顔で友達を祝えると思うなら行く。それはムリ! と思うなら行かない。笑顔にもなれない状態で参加するのは自分もつらいですし、周りもいい気持ちがしません。

ある結婚式で、新婦の女友達3人が、険しい目つきで新婦を見ているのを目撃し、驚いたことがあります。皆が順番に新郎新婦の席までお祝いの言葉を伝えに行くときも、彼女たちは席に座ったままでした。

新婦は大学の理系学科卒でオタサーの姫的な存在だった、とはチラリと聞いていました。また新郎の女友達が「この前、奥さんになる人(つまり新婦)を紹介してもらったけど私嫌われたと思う(苦笑)」とも言っていたので、同性と友情を育むのが苦手なタイプかも、と思ったりもしました。

ただ、新婦に原因があっても、そんな険しい表情になるくらいなら欠席したほうがいいと思います。誰も幸せにならないので。

結婚式に行くメリットは大いにある

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逆に、笑顔で過ごせるなら、行く意義は大いにあります。

私は同じテーブルになった新郎の友人男性(独身)の感じが良かったので、婚活中の女友達に紹介できないかな、と思ったりもしました。もちろん男性本人が「あそこに座ってる女性、いいな」と思うこともありますよね。

結婚式はある程度近しい間柄の人が集まっているので紹介もしやすく、思わぬ縁に繋がることもあります。

参加して刺激を受けることもありますよね。「あぁ、結婚っていいな」と思ったり、スピーチの言葉に感銘を受けたり。逆にひどいスピーチを聞いて「これはない」と反面教師にしたり。人としてどうありたいかに気づく機会になると思います。

行きたくない結婚式の断り方ハック

では、断るときは、どう断ればいいか。関係性別に考えてみましょう。

ケース1:友人の場合

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まずは友人の場合。

法事や家庭の事情や病気などやむを得ない事情があるときは、それを正直に言う。

そうではなく友達との間に引っかかりがあるけれど話し合えておらず、でも関係を切りたいわけではないなら、身内の冠婚葬祭を理由に断るといいのでは。

ケース2:それほど仲良くない知り合いの場合

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続いて、それほど仲良くない知り合いの場合。

これは、「あいにく予定が入っていて、参加できません」だけでいいと思います。

ケース3:会社の人の場合

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会社の人の場合。

お世話になっている人や親しい人なら、やむを得ない事情がある場合は正直に伝え、なんらかの理由で気持ちが乗らない場合は、これまた身内の冠婚葬祭を理由にする。

そこまで親密ではないなら、「あいにく予定が入っており」でいいと思います。

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