次々におしゃれスポットが生まれているイーストトーキョーに、また魅惑的なスポットが誕生。シアターにテントを張って宿泊するという、聞いただけでワクワクしちゃうホステルです♪女子2~3名の仲良しグループや、まったり過ごしたいカップルに人気だそう。気になるサービスや利用法をレポートします。
印刷所をリノベした「泊まれる映画館」/Theater Zzz
2019年8月、「泊まれる映画館」をコンセプトに開業したのは、両国のホステル「Theater Zzz(シアターズィー)」。
ウッドデッキや植物で温かみも感じられるファサードですが、足元や壁のコンクリートがクールな雰囲気です。聞けば、印刷所だった建物をリノベーションしたんだそう。
スタイリッシュな外観にドキドキしながら扉を開けると、期待を裏切らない素敵な空間が出迎えてくれます。ホステルのラウンジも兼ねた、併設の茶屋。茶葉の入ったトレイや花の入った瓶が並ぶカウンターの端が、フロントになっています。
ちなみに、フロントは22時まで。夜間は入口がオートロックになり、宿泊者は毎日変わるパスコードを使って出入りします。
氏名や利用人数を記入して料金を支払ったら、テント内で利用できるライトなどを受け取ってチェックイン完了。朝食(550円)とパジャマ&タオル(300円)はオプションです。
全員に渡されるのは、施設の利用案内と、開くと扇状に広がって光るブック型のライト。朝食付きにすると朝食券を渡されます。レンタルのパジャマやタオルは、麻バッグに入れてくれますよ。
まるで秘密基地♪童心にかえるテント泊
ラウンジの横にあるのが、シアター兼宿泊スペース。
靴を脱いで上がります。手ざわりのいい人工芝が敷き詰められ、人をダメにするクッションがあり、おうち感覚でゴロゴロできちゃいます♪
施設名どおり鑑賞中に寝落ちする人が続出するのもうなずけます。あちこちに電源があるので、スマホの充電やモバイルPCを持ち込んでの作業にも便利です。
階段部分が鍵付きの収納ボックスになっていて、寝具が収納されています。引き出したて広げるだけなので楽ちんですね。小さめのスーツケース程度なら入りそう。チェックイン後はここに荷物をしまい、ウェルカムドリンクをいただきながらくつろいで。
映画は20時から上映。ラインナップは日替わりで、ミニシアター系の作品が多いそう。思いがけない出合いを楽しんで。
映像・音響設備は145インチスクリーンに4K映像対応、7.1chサラウンドとハイスペック。自宅では味わえない高画質とクリアな音を体験できます。
天井を飾るドライフラワーの間にあるのが、丸められた布テント。てっぺんは天井に固定されているので、広げて四隅をフロアのフックに引っ掛けるだけ♪
スタッフの方も手伝ってくれるので、あっという間に張れますよ。隠れ家みたいなプライベート空間は、まるで秘密基地♪子どもの頃に感じたワクワク感を味わえます。
写真のように二つのテントをつなげ、二人で一つのテントに泊まることも可能。23時には消灯しますが、テント内でライトを点けるのはOKです。
清潔感あふれるシャワールームも完備!
ラウンジの奥にある洗面台には歯ブラシ、ヘブラシ、カミソリ、耳栓といったアメニティが置いてあり、宿泊者は自由に使えます♪
その脇にある引き戸の向こうは、洗面台、トイレ、シャワーブースがある男女共用のバスルーム。コンパクトですが、清潔なので快適です。宿泊スペースから離れているので、消灯後でも音を気にせずシャワーやドライヤーを使えそう。
シャンプー、リンス、ボディソープが備え付けられたシャワーブースは、手前が脱衣所になっていて、珪藻土のバスマットと脱衣カゴが設置されています。もちろん、脱衣所のドアには鍵をかけられます。