料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。近年台湾ブームの影響で、タピオカやマンゴーかき氷、魯肉飯など、台湾グルメも日本で人気になりましたね。その一つ、台湾の定番朝ごはん、鹹豆漿(シェントウジャン)は、実はおうちでも簡単に作る事が出来ます!今回は、鹹豆漿(シェントウジャン)のレシピをご紹介します。
このレシピを試すのにかかる時間
約3分
このレシピを試すのにかかる金額
約100円(1人分)
鹹豆漿(シェントウジャン)とは
鹹豆漿(シェントウジャン)は、台湾で食べられている定番の朝ごはんです。小吃(シャオチー)と呼ばれる点心を食べながら鹹豆漿(シェントウジャン)を飲むのが、一般的なスタイルです。
シェントウジャン・レシピ
鹹豆漿(シェントウジャン)の豆漿(トウジャン)とは豆乳、「鹹」は塩辛い、という意味。直訳すると“塩豆乳”となりますが、沸騰寸前まで加熱した豆乳と黒酢が混ざり合うことで半凝固し、おぼろ豆腐のようなふるふるの食感が楽しめる、台湾の定番朝ごはんです!固まる様子は、作っていても楽しいですよ♪
材料(1人分)
・豆乳 200ml
・黒酢(酢) 小さじ2杯
・だし醤油(醤油) 大さじ1杯
・白ねぎ(みじん切り) 大さじ1杯
・ザーサイ 20g
・干し海老 10g
・小ねぎ(小口切り) 1本分
・食べるラー油(辣油) 大さじ1~2杯位
※豆乳は、大豆の成分が濃厚な無調整豆乳がおすすめです。
作り方
① 器に醤油・黒酢・白ねぎを入れます。
② 豆乳を沸騰寸前のふつふつし始めたくらいまで加熱して、①の器に注いで軽く混ぜ合わせます。
※豆乳の加熱する温度が低すぎると固まりにくく、沸騰しすぎると分離してしまうので注意して下さいね。
③ ②の上に、ザーサイ・小ねぎ・干し海老をトッピングして・ラー油を回しかけたら完成です!
※中国産の干し海老を使う場合は、熱湯に20分程浸して、戻してから使用します。日本製の桜エビなどの干し海老なら、そのままトッピング出来るのでお手軽です。
出来上がったシェントウジャンは、ふるふるとした柔らかい朧(おぼろ)豆腐のような食感です。
さらに、醤油や黒酢をプラスして、好みの味にするのが台湾流。
今回ご紹介したトッピングの他に、パクチーや油條(ヨウティアオ)と呼ばれる揚げパンをトッピングしたら、より台湾気分を味わえそう!
油條(ヨウティアオ)は、中華食材を扱うお店や中華街でも手に入りますが、お手軽に、油揚げでも代用出来ます。
作り方は簡単!油揚げを一口大にカットして、トースターでカリッとするまで焼くだけです!トッピングにボリュームがあると、これ1杯でお腹も満足しますね。
ラー油をかけなければ、ふるふるとした優しい口当たりなので、小さなお子様も食べられます。
3分で作れる台湾の定番朝ごはん、鹹豆漿(シェントウジャン)は、朝ごはんや小腹のすいた時にと、これからの寒くなる季節に、活躍してくれそうです!
ぜひ、レパートリーに加えてみてくださいね!