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ネギは健康に役立つ効果がたっぷり!栄養を効率的にとるポイントも

レシピ

「風邪にきく」というイメージのあるネギは、免疫力を高めたり、血行を促したり、健康的な肌を作ったりと様々な効果がありますよ。この記事では、ネギにたっぷり含まれている栄養成分とその効果をくわしく見ていきましょう。ネギの栄養を効果的にとるおすすめの食べ方もご紹介します。

ビタミンB1たっぷりの食べ物と一緒に

ネギに含まれる硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を助けるはたらきがあります。この作用をムダにしないために、ネギはビタミンB1を多く含む食材と組み合わせて食べてみましょう。(※2)

ビタミンB1は、豚肉やレバー、かつお、玄米ごはんに多く含まれています。ネギの香りは魚や肉のくさみを消してくれるため、一石二鳥ですよ。

ネギはダイエットにも効果がある?

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ネギは100gあたりのカロリーが34kcal。ダイエット中でも安心して食べられるカロリーの低い野菜です。食事からとった糖質を効率的にエネルギーに変えるビタミンB1のはたらきをサポートする点も、ダイエット向きだといえます。(※10)

しかし、ネギの香り成分には食欲を増す作用があるともいわれています。ネギのよい香りに誘われ、食べすぎないよう気をつけましょう。(※2)

体によいはたらきのあるネギをおいしく食べよう

ネギには血行を促進したり、免疫力を高めるはたらきがあることから風邪予防にもぴったりの野菜です。青い葉の部分と白い根の部分では多く含まれる栄養成分が異なるので、期待するはたらきによって使い分けてくださいね。

ネギの栄養を効率よくとるためには、調理方法にひと工夫が必要。水に溶けてしまう成分が多いため、なるべく生のまま食べるのがおすすめです。ただし生のネギは食べすぎると胃を荒らしてしまうことも。体調に気を配りながら、ネギをおいしくいただきましょう。

【参考文献】

1 ネギ|とれたて大百科|野菜のチカラをもっと知る|JAグループ (野菜)
2 ネギ科植物特有の匂い 「硫化アリル」|上毛新聞社
3 カリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
4 β-カロテン当量脂質 | ビタミン | 栄養成分百科 | グリコ
5 ネギの免疫活性化作用|農業・食品産業技術総合研究機構
6 アリシン | 成分情報 | わかさの秘密
7 ビタミンC | 成分情報 | わかさの秘密
8 抗酸化ビタミン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
9 活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)
10 野菜類|日本食品標準成分表 PDF|文部科学省

(2019/11/14参照)

【文】管理栄養士 / 渡辺りほ

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成・食に関する指導に従事した経験あり。現在は在宅WEBライターとして、食事・栄養・健康についての記事を執筆しています。

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