体にいいものを食べられる
友達に会うと、どうしても増えるのが外食。ジャンクフードも美味しいけれど、週に3、4回も続くと体がしんどい……。お酒を飲む機会も増え、二日酔いや肌荒れ、むくみのリスクもあります。
それより、自宅で野菜中心のヘルシーな食生活ができるのは友達が少ない人の特権です。
友達が少ない人は、それを「特技」だと思ってほしい
友達が少ないと、特に10~20代では悩むものです。しかし、30代になると誰もが友達の数を減らしていきます。結婚する人は家庭に割く時間が増え、友達を減らさざるをえなくなります。そして、結婚、出産する・しない、子どもの育て方などで、ライフステージやライフスタイルが合わない友達とのご縁がなくなっていくからです。
「だったら、10代のうちに友達が多いほうが楽しくていいじゃん」と思うかもしれません。
でも、友達が多い人って、そうなったときに自分の時間を持て余してしまうんです。ひとりでは何をしたらいいかわからないから。
私も、ひとりでは寂しくて美術館に行けなかったり、ご飯を食べられなかったりします。それって、友達が少ない人の充実した「おひとりさま」よりずっと寂しいものです。
それに比べて、友達が少ない人の充実したことよ……! お気に入りのハーブティーがあったり、家で聴くとっておきの音楽があったり、いつもひとりで何時間も入り浸る本屋さんがあったりする楽しさって、ソーシャルな人が憧れる姿そのもの。
友達が少ないことは「特技」です。みんな、徐々に友達が少なくなっていくのですから。あなたは他の人より、何年も先を歩いていたのでしょう。そして、先を歩いていた期間だけ、辛い思いをしたり、悩んだりしただろうと思います。
しかし、あなたほど限られた相手を大事にする喜びを知っている人はなかなかいないのです。友達が少ないことは長所であり、「自分を大事にできる」「限られた相手を深く愛せる」特技でもあるのです。
これからも自分のことをめいっぱい愛して、大事にしてあげてください。
(トイアンナ)
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